付録 / Telnet/SSH経由のリモートシャットダウン


Telnet経由
SSH経由


本製品(AT-VST-APL本体)は、リモートからTelnet/SSH経由で電源をオフにすることができます。
本機能を利用することで、無停電電源装置(UPS)などの外部装置から本製品を自動的にシャットダウンさせることが可能です。
初期設定は無効です。本機能を使用するには以下の説明に従ってください。

Telnet経由

Telnet経由で本製品のシャットダウンを行うには以下の設定、操作を行います。
■ 本製品
  1. Telnetログインに使うユーザーアカウントを用意します。
    デフォルトの「manager」ユーザーを使う場合は手順2に進んでください。
    シャットダウン専用のユーザーを用意する場合は「ユーザー管理」画面でユーザーを追加してください。
    Note
    Telnetを利用する場合、実際には「ユーザー管理」画面に表示されるどのユーザーからでもTelnetログインおよびシャットダウンが可能です。
    シャットダウン操作を特定のユーザーやホストに限定したい場合は、ログイン元の制限機能を持つ「SSH経由」の利用もご検討ください。
  2. 「システム」/「サービス管理」画面の「無効・有効」スライドボタンでTelnetサーバーを有効にします。
  3. 画面右上の「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。
■ シャットダウンホスト(外部装置やソフトウェア)
本製品の設定手順1で用意したアカウントのユーザー名、パスワードを用いて本製品にTelnetログインし、「poweroff」コマンドを実行すると、シャットダウンシーケンスを経て本製品の電源がオフになります。
Note
poweroff以外のコマンドはサポート対象外です。使用しないでください。

SSH経由

SSH経由で本製品のシャットダウンを行うには以下の設定、操作を行います。
■ 本製品
  1. SSHログインに使うユーザーアカウントを用意します。
    デフォルトの「manager」ユーザーを使う場合は手順2に進んでください。
    シャットダウン専用のユーザーを用意する場合は「ユーザー管理」画面でユーザーを追加してください。
  2. 「システム」/「SSH」画面の「無効・有効」スライドボタンでSSHサーバーを有効にします。
  3. 「システム」/「SSH」画面の「許可ユーザーリスト」タブにある「ユーザー追加」ボタンをクリックし、手順1で用意したアカウントのユーザー名を「ユーザー追加」ダイアログの「ユーザー追加」欄に入力します。
    なお、SSHログイン元(シャットダウンホスト)のIPアドレスが決まっている場合は「ユーザー追加」ダイアログの「ホスト追加」欄にIPアドレスを入力することで、SSHログイン可能なホストを限定することもできます。「ホスト追加」欄が空の場合はどのホストからでもログイン可能です。
  4. 画面右上の「保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。
■ シャットダウンホスト(外部装置やソフトウェア)
本製品の設定手順1で用意したアカウントのユーザー名、パスワードを用いて本製品にSSHログインし、「poweroff」コマンドを実行すると、シャットダウンシーケンスを経て本製品の電源がオフになります。
Note
poweroff以外のコマンドはサポート対象外です。使用しないでください。