[index] AMF Security(AT-VST-APL版)リファレンスマニュアル 2.6.0
Noteパケット破棄、隔離、ログのアクション使用時のAWCプラグインの設定は共通です。各アクションの設定、隔離用のVLAN IDの設定(隔離アクション使用時)はAMF Securityで行います。リダイレクトURLのアクション使用時は前述のアクション使用時とは異なりますが、設定する情報は記載しています。なお、リダイレクトURLアクション用のサイトはAMF Securityのサイトを使用します。リダイレクトURLのアクション使用時は、「リダイレクトURLのアクション使用時の設定」もご参照ください。
Note製品によって必要なライセンスが異なりますので、弊社ホームページなどでご確認ください。
NoteARルーターのUTM関連機能のうち、AMF Securityと連携可能な機能は、付録「AT-AR3050S/AT-AR4050Sの設定」をご参照ください。
Note本設定例では、TQのダイナミック VLAN無効時を例にしています。ダイナミック VLAN有効時の設定で異なる箇所は、Noteで説明します。ログなどの記録日時を正確に保ち、各種機能を適切に動作させるため、各製品のシステム時刻は正確に合わせて運用することをおすすめします。なおAMF Securityは、AT-VST-APLのシステム時刻を取得して使用します。AMF Securityのタイムゾーンの設定はAMF Securityで行いますが、NTPの同期先の設定はAT-VST-APLで行います。
NoteTQのAMFアプリケーションプロキシー機能は、VAP(マルチSSID)設定のセキュリティーでWPA エンタープライズを選択した場合、ダイナミック VLANの無効・有効によって認証時の動作が異なります。動作については、クイックツアー「AMF Securityについて」/「TQのAMFアプリケーションプロキシー機能」をご参照ください。
クリティカルモードの動作については、クイックツアー「AMF Securityについて」/「TQのAMFアプリケーションプロキシー機能」の「クリティカルモード」をご参照ください。
NoteTQに対するAMFアプリケーションプロキシー機能の設定は、AWCプラグインから行います(TQの管理画面からは行えません)。
Note各製品の設定の詳細は、それぞれの製品のマニュアルをご参照ください。
Note本構成のAMFマスターは、AT-VST-APLのAMF Cloudではなく別の機器を使用していますが、AT-VST-APLのAMF Cloudを使用することもできます。
NoteAT-VST-APLの基本設定(IPアドレスやスタティック経路などの設定)の詳細は、「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」をご参照ください。
NoteAT-VST-APLで行うAMF Securityの基本設定(アプリケーションの設定)の詳細は、「AT-VST-APL リファレンスマニュアル」をご参照ください。
項目名 | 情報 |
---|---|
IPアドレス | 192.168.1.10 |
ユーザーID | manager |
パスワード | TopSecret0! |
項目名 | 情報 |
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IPアドレス | 192.168.1.20 |
AWCプラグインのポート番号 | 5443 |
項目名 | 情報 |
---|---|
IPアドレス | 192.168.1.30 |
項目名 | 情報 |
---|---|
syslogメッセージ送信時の送信元IPv4アドレス | vlan1インターフェースのIPアドレス(192.168.1.1) |
NoteAWCプラグインに設定する情報とAMF Securityに設定する情報は、パケット破棄、隔離、ログのアクション使用時と、リダイレクトURLのアクション使用時のそれぞれを記載します。使用するアクションに合わせてご参照ください。
項目名 | 設定する情報 |
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システム設定/アクセス許可設定/AMF Security WebAPI | |
AMF SecurityのIPアドレス | 192.168.1.30 |
無線設定/AP共通設定/VAP(マルチSSID)設定/詳細設定 | |
MACアクセス制御 | AMFアプリケーションプロキシー |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary IPアドレス | 192.168.1.30 |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary シークレット | password |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号 | 1812 |
クリティカルモード | 有効 |
NoteAMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号は、1812のみサポートです。
項目名 | 設定する情報 |
---|---|
システム設定/アクセス許可設定/AMF Security WebAPI | |
AMF SecurityのIPアドレス | 192.168.1.30 |
無線設定/AP共通設定/VAP(マルチSSID)設定/詳細設定 | |
MACアクセス制御 | AMFアプリケーションプロキシー |
リダイレクトURL | 有効 |
外部ページURL | http://192.168.1.30:8000/index.html |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary IPアドレス | 192.168.1.30 |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary シークレット | password |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号 | 1812 |
クリティカルモード | 有効 |
NoteAMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号は、1812のみサポートです。
項目名 | 設定する情報 |
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AMF/TQ設定 | |
共通設定 | |
隔離/リダイレクトURL VLAN ID | 250 |
VistaManagerEX | |
Vista Manager EXのIPv4アドレス | 192.168.1.20 |
AWCプラグインのポート番号 | 5443 |
Vista Manager EXのユーザー名 | manager |
Vista Manager EXのパスワード | TopSecret0! |
TQ | |
TQ5403-1のIPv4アドレス | 192.168.10.151 |
事前共有鍵(PSK) | password |
TQ5403-2のIPv4アドレス | 192.168.10.152 |
事前共有鍵(PSK) | password |
システム設定/トラップ監視設定/ルール | |
ホストアドレス | 192.168.1.1 |
OpenFlow/TQ アクション | 隔離 |
トラップ監視対象 選択リスト | すべてにチェック |
NoteAT-VST-APLのAT-Vista Manager EXを使用するため、「Vista Manager EXのIPv4アドレス」にはAWCプラグインのIPv4アドレスを指定します。
項目名 | 設定する情報 |
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AMF/TQ設定 | |
VistaManagerEX | |
Vista Manager EXのIPv4アドレス | 192.168.1.20 |
AWCプラグインのポート番号 | 5443 |
Vista Manager EXのユーザー名 | manager |
Vista Manager EXのパスワード | TopSecret0! |
TQ | |
TQ5403-1のIPv4アドレス | 192.168.10.151 |
事前共有鍵(PSK) | password |
TQ5403-2のIPv4アドレス | 192.168.10.152 |
事前共有鍵(PSK) | password |
システム設定/トラップ監視設定/ルール | |
ホストアドレス | 192.168.1.1 |
OpenFlow/TQ アクション | パケット破棄、もしくはログ |
トラップ監視対象 選択リスト | すべてにチェック |
Note「共通設定」の「隔離/リダイレクトURL VLAN ID」はパケット破棄、ログのアクションでは使用されませんので、デフォルトのままにします。
Note「OpenFlow/TQ アクション」は使用するアクションを指定してください。
NoteAT-VST-APLのAT-Vista Manager EXを使用するため、「Vista Manager EXのIPv4アドレス」にはAWCプラグインのIPv4アドレスを指定します。
項目名 | 設定する情報 |
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AMF/TQ設定 | |
共通設定 | |
隔離/リダイレクトURL VLAN ID | 250 |
VistaManagerEX | |
Vista Manager EXのIPv4アドレス | 192.168.1.20 |
AWCプラグインのポート番号 | 5443 |
Vista Manager EXのユーザー名 | manager |
Vista Manager EXのパスワード | TopSecret0! |
TQ | |
TQ5403-1のIPv4アドレス | 192.168.10.151 |
事前共有鍵(PSK) | password |
TQ5403-2のIPv4アドレス | 192.168.10.152 |
事前共有鍵(PSK) | password |
システム設定/トラップ監視設定/ルール | |
ホストアドレス | 192.168.1.1 |
OpenFlow/TQ アクション | リダイレクトURL |
トラップ監視対象 選択リスト | すべてにチェック |
AMF/リダイレクトURL設定 | |
デバイス隔離用サイトの設定 | |
ポート番号 | 8000 |
サイトコンテンツのカスタマイズ | |
現在のサイトコンテンツ | デフォルト |
NoteAT-VST-APLのAT-Vista Manager EXを使用するため、「Vista Manager EXのIPv4アドレス」にはAWCプラグインのIPv4アドレスを指定します。
項目名 | 設定する情報 |
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デバイス1 | |
デバイス ID | Device1 |
MACアドレス | 00:00:00:00:00:01 |
ネットワーク(VLAN) | VLAN100 |
デバイス2 | |
デバイス ID | Device2 |
MACアドレス | 00:00:00:00:00:02 |
ネットワーク(VLAN) | VLAN101 |
項目名 | 設定する情報 |
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UTM関連機能のログ出力先 | 192.168.1.30 |
NoteAMFアプリケーションプロキシー機能はVAPに設定を行います。そのため、AMFアプリケーションプロキシー機能を使用するすべてのVAPに設定を行ってください。
項目名 | 設定する情報 |
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AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary IPアドレス | 192.168.1.30 |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary シークレット | password |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号 | 1812 |
クリティカルモード | 有効 |
Noteパケット破棄、ログのアクション使用時は、デフォルトのままで設定は行わないため、手順4に進んでください。リダイレクトURLのアクション使用時は、隔離のアクション使用時と同様に本設定を行います。なお、リダイレクトURLのアクション使用時は、「リダイレクトURLのアクション使用時の設定」もご参照ください。
項目名 | 設定する情報 |
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Vista Manager EXのIPv4アドレス | 192.168.1.20 |
AWCプラグインのポート番号 | 5443 |
Vista Manager EXのユーザー名 | manager |
Vista Manager EXのパスワード | TopSecret0! |
NoteAT-VST-APLのAT-Vista Manager EXを使用するため、「Vista Manager EXのIPv4アドレス」にはAWCプラグインのIPv4アドレスを指定します。
項目名 | 設定する情報 |
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TQ5403-1のIPv4アドレス | 192.168.10.151 |
事前共有鍵(PSK) | password |
項目名 | 設定する情報 |
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TQ5403-2のIPv4アドレス | 192.168.10.152 |
事前共有鍵(PSK) | password |
NoteTQの設定はCSVファイルを使用してインポートすることができます。
CSVファイルの書式については、リファレンス編「AMF」/「TQ設定」をご参照ください。
項目名 | 設定する情報 |
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ホストアドレス | 192.168.1.1 |
OpenFlow/TQ アクション | 隔離 |
トラップ監視対象 選択リスト | すべてにチェック |
Noteホストアドレスは、設定されたIPアドレスからの通知のみを受信する設定です。
トラップ監視対象は、ここではすべてを対象にしていますが、連携はARルーターで設定されているファイアウォール/UTMになります。
連携可能な機能については、付録「AT-AR3050S/AT-AR4050Sの設定」をご参照ください。
NoteTQのVAP(マルチSSID)設定のセキュリティーでWPA エンタープライズを選択しダイナミック VLANを有効にして、WPA エンタープライズ側のRADIUSサーバーから付与されるVLAN IDに無線端末を所属させる場合には、ネットワークのポリシーの設定は不要です。
項目名 | 設定する情報 |
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ネットワーク ID | VLAN100 |
VLAN ID | 100 |
項目名 | 設定する情報 |
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ネットワーク ID | VLAN101 |
VLAN ID | 101 |
NoteTQのVAP(マルチSSID)設定のセキュリティーでWPA エンタープライズを選択しダイナミック VLANを有効にして、WPA エンタープライズ側のRADIUSサーバーから付与されるVLAN IDに無線端末を所属させる場合には、ポリシーの設定は不要です。
項目名 | 設定する情報 |
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デバイス ID | Device2 |
インターフェース | 00:00:00:00:00:02 |
ポリシー 優先度 | 10 |
ポリシー ネットワーク | VLAN101 |
Notelog date-formatコマンドで設定するログの日時フォーマットは、default, iso のどちらの設定でも動作可能です。
項目名 | 設定する情報 |
---|---|
リダイレクトURL | 有効 |
外部ページURL | http://192.168.1.30:8000/index.html |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary IPアドレス | 192.168.1.30 |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー Primary シークレット | password |
AMFアプリケーションプロキシーサーバー ポート番号 | 1812 |
クリティカルモード | 有効 |
項目名 | 設定する情報 |
---|---|
共通設定 | |
隔離/リダイレクトURL VLAN ID | 250 |
項目名 | 設定する情報 |
---|---|
ホストアドレス | 192.168.1.1 |
OpenFlow/TQ アクション | リダイレクトURL |
トラップ監視対象 選択リスト | すべてにチェック |
項目名 | 設定する情報 |
---|---|
デバイス隔離用サイトを有効にします。 | チェック |
デバイス隔離用サイトの設定 | |
ポート番号 | 8000 |
サイトコンテンツのカスタマイズ | |
現在のサイトコンテンツ | デフォルト |