画面リファレンス / システム / アクションコマンド


アクションコマンドの一覧
アクションコマンドの作成
パラメーター
特殊変数
アクションコマンドの詳細
アクションコマンドの更新


アクションコマンドは何らかのイベント(エラー、トラップ受信など)が発生したときに実行するアクションを定義したものです。
イベント発生時にどのアクションを実行するかは「画面リファレンス」/「システム」/「イベントフィルター」で設定します。

アクションコマンドの一覧


Note
列の見出し(「ID」「コマンドタイプ」「メモ」)をクリックすると、該当列を昇順・降順にソートできます。
表 1:アクションコマンドの一覧
項目 内容
表示件数 一覧のページに表示するアクションコマンドの件数を、10件、25件、50件、またはすべてから選択します。
「新規作成」ボタン アクションコマンドを新しく登録します。
「アクションコマンドの作成」画面が表示されます。

クリップボードにコピー
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに保存します。
アクションコマンドの一覧をテキストエディタにコピーしたい場合などに使います。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

CSVファイルにエクスポート
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、CSV (カンマ区切りテキスト)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

Excelファイルにエクスポート
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、Excelブック(拡張子:xlsx、Microsoft Excel 2007以降)ファイルとしてダウンロードします。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。

印刷
登録されたアクションコマンドのID、コマンドタイプ、メモを、Webブラウザーのポップアップウィンドウまたは新規タブに一覧表示し、印刷ダイアログを表示します。
検索フィールドにより対象を絞り込むことができます。表示件数、ページは影響しません。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力すると、一覧表示、コピー、CSV/Excelファイルにエクスポート、印刷の対象を絞り込むことができます。
大文字/小文字の違いは無視されます。
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ SNMPプラグインに登録されたアクションコマンドのコマンドタイプを表示します。
メモ SNMPプラグインに登録されたアクションコマンドのメモを表示します。
「編集」ボタン 該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの更新」画面を開きます。
「詳細」ボタン 該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの詳細」画面を開きます。
「削除」ボタン 「アクションコマンドの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のアクションコマンドが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「イベントフィルターの一覧」に戻ります。
ページ選択 一覧に現在表示している範囲を、ページ単位で指定します。
  • 先頭
    先頭ページを表示します。

  • 前へ
    現在の表示ページの1つ前のページを表示します。

  • ページ番号
    数字をクリックすると、該当のページを表示します。現在表示中のページは灰色のボタン背景で強調表示します。

  • 次へ
    現在の表示ページの1つ次のページを表示します。

  • 最後
    最終ページを表示します。

アクションコマンドの作成

アクションコマンドを新規に作成します。

表 2:アクションコマンドの作成
項目 内容
コマンドタイプ SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンドタイプをドロップダウンリストから選択します。
・メール送信:
SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメールクライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。
コマンド 本バージョンでは未サポートです。
パラメーター SNMPプラグインにデフォルトで用意されているパラメーターに対して、詳細なオプションを指定します。
メモ コマンドの説明を入力できます。4096文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号を指定できます。
コマンドタイプに応じてデフォルトの説明が入力されています。イベントフィルターにアクションコマンドを指定する際に識別しやすいよう、任意のメモを入力してください。
「新規作成」ボタン 新規アクションコマンドの設定内容を保存します。

パラメーター

アクションコマンドに「メール送信」を指定した場合のパラメーターは、以下のように指定します。
■ メール送信
書式:<サーバー名> <オプション>...

特殊変数

アクションコマンドの「パラメーター」には、以下の特殊変数を指定できます。
特殊変数はパーセント記号(%)で始まる文字列です。パラメーター中にこれらの変数を記述した場合、アクションコマンドの実行時に、パラメーター内の各変数が具体的な値に展開された上でコマンドに引き渡されます。
表 4:アクションコマンド 特殊変数
変数名 説明
%name ログイベント発生源の名前(ノードの名前など)
%adr アドレス。IPアドレスとMACアドレスの両方がある場合は、IPアドレスが使われます。
%ip IPアドレス。対象となる機器ノードにIPv4とIPv6のアドレスが指定されている場合は、IPv4のアドレスが優先されます。
%ipv4 IPv4アドレス
%ipv6 IPv6アドレス
%mac MACアドレス。対象となる機器ノードにIPv4、IPv6アドレス、MACアドレスが指定されている場合の優先順位は、IPv4→IPv6→MACアドレスとなります。
%msg メッセージ(ログイベントの詳細)
%type ログ種別
%subt イベント
%level ログレベル(「ユーザー」「経過表示」「デバッグ」のいずれか)
%time ログイベントの発生日時
%aid アクションコマンドID番号
Note
特殊変数%ipv6および%aidは未サポートです。

アクションコマンドの詳細

アクションコマンドの詳細を表示します。

表 5:アクションコマンドの詳細
項目 内容
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ コマンドタイプ(メール送信)が表示されます。
コマンド 未サポートのため、空欄
パラメーター SNMPプラグインにデフォルトで用意されているパラメーターに対して、詳細なオプションを指定します。
メモ アクションコマンドのメモを表示します。
編集 クリックすると、該当のアクションコマンドの「アクションコマンドの更新」画面を開きます。
削除 「アクションコマンドの削除」ダイアログが表示されます。
「はい」ボタンをクリックすると、該当のアクションコマンドが削除されます。「いいえ」ボタンまたはダイアログ左上の「閉じる(×)」ボタンをクリックすると、「アクションコマンドの詳細」に戻ります。

アクションコマンドの更新

アクションコマンドの設定を変更します。

表 6:アクションコマンドの更新
項目 内容
ID アクションコマンドを作成した際に決定されるIDを表示します。
コマンドタイプ SNMPプラグインにデフォルトで用意されているコマンドタイプをドロップダウンリストから選択します。
・メール送信:
SNMPプラグイン付属の簡易メールクライアント「minimail」が使用されます。minimailは、コマンドラインから起動する簡易的なメールクライアントです。このクライアントは、メールの送信のみ可能で受信はできません。
コマンド 未サポートのため、空欄
パラメーター SNMPプラグインにデフォルトで用意されているパラメーターに対して、詳細なオプションを指定します。
オプションのパラメーターは、「パラメーター」を参照してください。
また、オプションの各パラメーターの値には、発生したイベントに応じた特殊変数を使用できます。詳しくは、「特殊変数」を参照してください。
メモ コマンドの説明を入力できます。4096文字以内で、いずれも半角の英字・数字・記号を指定できます。
コマンドタイプに応じてデフォルトの説明が入力されています。イベントフィルターにアクションコマンドを指定する際に識別しやすいよう、任意のメモを入力してください。
「保存」ボタン アクションコマンドの設定内容の変更を保存します。