画面リファレンス / システム管理


概要
Vista Manager EX
デバイス Web GUI
言語
マップ
SMTP設定
設定
HTTPS設定
AMFシステム設定
ネットワーク構成
リソース管理
概要
Vista Manager EX 機能 ストレージ使用量
データベース管理
バックアップ
初期化
復元
ライセンス
AMFライセンス
プラグイン
Vista Manager EX 証明書フィンガープリント
プラグイン一覧
プラグインを登録


AVM EXのシステム管理を行います。

システム管理の項目は7つの画面に分かれています。
コンテンツ欄左側のリストから項目名をクリックすると、それぞれの設定項目が表示されます。デフォルトは「概要」が表示されています。
また、これらの設定とは別に、コンテンツ欄右上に「テクニカルサポート」ボタンがあります。
表 1:システム管理 共通
項目名 説明
「テクニカルサポート」ボタン テクニカルサポート用のファイルが出力されます。
トラブルシューティングの際など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。
Note
バックアップの取得とテクニカルサポート情報の取得は同時に行えません。両方取得したい場合は、片方のファイルのダウンロードが完全に終了していることを確認してから、もう一方の情報を取得するようにしてください。
Note
AVM EXが高負荷の場合、テクニカルサポートファイルのダウンロードに失敗することがあります。その際は取得するテクニカルサポートの選択を減らしてから再試行してください。

概要

お使いのAVM EXに関する情報を表示します。

Vista Manager EX


表 2:概要
項目名 説明
バージョン お使いのAVM EXのバージョンを表示します。
ビルド お使いのAVM EXのビルド日時を表示します。
シリアル番号 お使いのAVM EX基本パッケージ ライセンスに関連付けられたシステムのシリアル番号を表示します。
基本ライセンス有効期限 お使いのAVM EX基本パッケージ ライセンスの有効期限を表示します。

デバイス Web GUI


表 3:デバイス Web GUI
項目名 説明
バージョン AVM EXが内蔵する、AMFデバイス用デバイスWeb GUIのバージョンです。
ビルド AVM EXが内蔵する、AMFデバイス用デバイスWeb GUIのビルドです。「内蔵」が表示されます。

言語


表 4:言語
項目名 説明
イベント言語 イベントログに表示するメッセージの言語を、日本語またはEnglishから選択します。
初期設定直後、初期化後は、Webブラウザーの表示言語に基づいて選択されます。
「詳細を編集」ボタン イベント言語設定を編集します。
「キャンセル」ボタン イベント言語の変更を破棄します。
「保存」ボタン 編集しているイベント言語設定を保存します。
Note
イベント言語の変更の開始、終了は、画面右下のシステムメッセージにて通知されます。多数のイベントログを保持している場合は、イベント言語の変更を保存後、すべてのイベントメッセージに反映されるまで、時間がかかる場合があります。
Note
Web管理画面の表示言語とは異なります。Web管理画面の表示言語は、「ユーザー管理」画面でアカウント別に設定します。
Note
SNMPプラグインによるSNMPトラップイベントは、イベント言語の変更の対象になりません。
イベント言語の設定を変更後も、トラップイベントを受信した当時に設定していた言語のまま変更されません。

マップ


ネットワークマップにてトポロジーレイアウトを保存している場合、すべてのユーザーがそれぞれに初めてログインした際にネットワークマップ上のアイコンの表示に使用するトポロジーレイアウトとして設定することができます。
また、ここで指定されたトポロジーレイアウトは、すべてのユーザーがいつでもネットワークマップに再適用できます。
表 5:マップ
項目名 説明
ネットワークトポロジーレイアウト ドロップダウンリストから登録済みのネットワークトポロジーレイアウトを選択します。
「詳細を編集」ボタン ネットワークトポロジーレイアウトの選択モードに切り替わります。
「キャンセル」ボタン ネットワークトポロジーレイアウト設定の変更を破棄します。
「保存」ボタン ネットワークトポロジーレイアウト設定の変更を保存します。

SMTP設定

メールによるログイン情報の復旧やライセンス有効期限の通知を行うためには、システム管理画面にて有効なSMTPサーバーおよびSMTPアカウント情報が設定されている必要があります。

表 6:SMTP設定
項目名 説明
SMTP サーバーアドレス SMTPサーバーのアドレスを表示します。
SMTP サーバーポート番号 SMTPサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは25です。
ユーザーID SMTP認証を使用する場合、SMTPサーバーのユーザーIDを表示します。
パスワード SMTP認証を使用する場合、SMTPサーバーのパスワードを表示します。
送信元アドレス メール送信アドレスを表示します。
「詳細を編集」ボタン SMTP設定を編集します。
「キャンセル」ボタン SMTP設定の変更を破棄します。
「保存」ボタン 編集しているSMTP設定を保存します。
Note
ユーザーIDとパスワードは、SMTP認証を使用する場合にのみ入力してください。
Note
SMTP認証で使用するパスワードを指定している場合、「詳細を編集」ボタンをクリックしてSMTP設定を編集する際は、パスワードを再入力する必要があります。
Note
SMTPサーバーポート番号には、STARTTLSのポート番号587または任意のポート番号を指定してください。SMTPS(ポート番号465)は未サポートです。
Note
SMTPサーバーがSTARTTLSに対応していない場合のみ平文での通信となります。
Note
ローカルCAのインポートは未サポートとなります。そのためローカル環境などでSMTPサーバーの使用する証明書を、信頼する認証局から発行されたものとして認識させることができず、サーバーへ接続できない場合があります。

設定

AVM EXシステムによる通信の設定を行います。
Web管理画面へのアクセスにHTTPSを使用するためのHTTPS設定、AMFネットワークへのポーリングに関するAMFシステム設定を行います。

HTTPS設定

AVM EXシステムのWeb管理画面へのアクセスにHTTPSを使用するための設定を行います。


■ 初期画面
HTTPSを使用するためには、AVM EXシステム用のサーバー証明書を生成する必要があります。
初期状態では、AVM EXシステム用のサーバー証明書は登録されていません。
表 7:HTTPS設定 初期画面
項目名 説明
HTTPS AVM EXシステムのWeb管理画面へのアクセスにHTTPSを使用するか否かを設定します。有効なサーバー証明書が登録されている場合のみ操作できます。
「オン」にすると、AVM EXのWeb管理画面へのアクセスにHTTPSを使用します。
「オフ」にすると、AVM EXのWeb管理画面へのアクセスにHTTPを使用します。
デフォルトは「オフ」(HTTPを使用)です。
「CSRを生成」ボタン AVM EXサーバーのための証明書署名要求(CSR)を生成します。

■ CSRの生成画面
初期画面の「CSRを生成」ボタンをクリックすると、CSR(証明書署名要求)の生成画面に移動します。
CSRには、AVM EXサーバーのコモンネーム、メールアドレス、サブジェクト代替名(必要に応じて)を指定し、AVM EXサーバーの公開鍵とともにまとめたもので、認証局(CA)の署名入りの証明書を発行するために必要となります。
また、国コード、都道府県、市区町村、組織、部門の名称を合わせて入力できます。

表 8:CSRの生成画面
項目名 説明
コモンネーム(CN) AVM EXシステムの証明書に記載するAVM EXサーバーのコモンネームを入力します。
通常は、サブドメインを含めたFQDNがコモンネームとなります。
国コード(Country) AVM EXサーバーの所在地の国コードを半角英字2文字で入力します。
日本の場合は、「JP」を入力します。
都道府県(State) AVM EXサーバーの所在地の都道府県名を半角英字で入力します。
市区町村(Locality) AVM EXサーバーの所在地の市区町村名を半角英字で入力します。
組織(Organization) AVM EXサーバーの所属する組織名を半角英字で入力します。
部門(Organizational Unit) AVM EXサーバーの所属する部門名を半角英字で入力します。
メール AVM EXサーバー管理者の連絡先メールアドレスを入力します。
サブジェクト代替名(SAN) コモンネーム以外に使用するAVM EXサーバーの別名を必要に応じて入力します。
コモンネーム以外にドメイン名を持つ場合や、複数のドメインで同じ証明書を使用する場合に、サブジェクト代替名にコモンネーム以外のドメイン名を指定します。
複数のサブジェクト代替名を指定する場合は、入力フィールドの右側の「+」をクリックすると入力フィールドが追加されます。不要な入力フィールドは、右側の「-」をクリックすると削除されます。
「CSRを生成」ボタン 入力したコモンネーム、メール、サブジェクト代替名を含むCSRを生成し、ダウンロードします。
CSRの生成が済むと、「次へ」ボタンに変化します。
「次へ」ボタン 証明書登録画面に移動します。
キャンセル CSRの生成を中止します。
生成されたCSRを認証局に送付して、認証局の署名入りの証明書を取得します。

■ 証明書登録画面
CSRの生成画面にて必要な情報を入力し、「CSRを生成」ボタンをクリックするか、「設定」をクリックすると、「HTTPS設定」欄に証明書登録画面が表示されます。
本画面では、直近に生成されたCSRに基づいて認証局にて署名、発行されたAVM EXサーバーの証明書を登録します。

表 9:証明書登録画面
項目名 説明
証明書 認証局にて発行されたAVM EXサーバーの証明書を選択します。
証明書チェーン 認証局にて発行された証明書チェーンを選択します。
AVM EXサーバーの証明書に署名を行った認証局(CA)が中間CAの場合、ルートCAから該当の中間CAまで一連の認証局の署名を記録した証明書チェーンをアップロードします。
AVM EXサーバーの証明書に署名を行ったCAがルートCAの場合、証明書チェーンは不要です。
「確認・有効化」ボタン 直近に生成したCSRとアップロードされた証明書または証明書チェーンを照合し、有効な証明書、証明書チェーンである場合にはHTTPS接続を有効にします。
「CSRを破棄」ボタン 直近に生成したCSRを破棄し、HTTPS設定を初期状態に戻します。
CSRを破棄すると、該当のCSRに基づいて署名、発効された証明書は使用できなくなります。この場合は、改めてCSRの生成からやり直してください。

■ 証明書登録後の画面
CSRに基づいて署名された証明書を登録すると、「HTTPS設定」欄は以下の表示になります。

表 10:証明書登録後の画面
項目名 説明
HTTPS AVM EXシステムのWeb管理画面へのアクセスにHTTPSを使用するか否かを設定します。有効なサーバー証明書が登録されている場合のみ操作できます。
「オン」にすると、AVM EXのWeb管理画面へのアクセスにHTTPSを使用します。
「オフ」にすると、AVM EXのWeb管理画面へのアクセスにHTTPを使用します。
有効期限 証明書の有効期限が表示されます。
「新規 CSRを生成」ボタン 現在のサーバー証明書を破棄し、AVM EXサーバーのための新しい証明書署名要求(CSR)を生成します。

AMFシステム設定

管理下のAMFネットワークのトポロジー更新に関する設定を行います。
通常、本設定を変更する必要はありません。一部のAMFネットワークでは、トポロジー更新の際、AMFマスター/コントローラーに対するリクエストの応答が集中することで、トポロジー情報が正しく処理できないことがあります。このような現象が見られない場合は、本設定をみだりに変更しないでください。

表 11:AMFシステム設定
項目名 説明
最大同時接続ノード数 AMFトポロジー更新の際、一度にリクエストを送出するAMFデバイスの最大数を、10~100の値で指定します。デフォルトは100です。
小さな値を設定するとシステムの動作は安定しますが、トポロジー更新に要する時間が長くなります。
AMFリクエストタイムアウト リクエストの応答を待つ時間を10000~120000の値で指定します(単位:ミリ秒)。デフォルトは10000ミリ秒(10秒)です。
タスク実行タイムアウト タスクがタイムアウトして残りのプロセスが停止するまでの実行時間を60000~300000の値で指定します(単位:ミリ秒)。デフォルトは60000ミリ秒(1分)です。

ネットワーク構成

AVM EXで管理を行うAMFネットワークの情報を表示します。
また、運用中のAMFコントローラー/マスターのIPアドレス設定を変更した場合や、AMFコントローラー/マスターを同じ機種の異なるデバイスに交換した場合は、この項目からAMFコントローラー/マスターのIPアドレスの変更を反映できます。
Note
AMFコントローラー/マスターを異なる機種に交換した場合は、AVM EXシステムを初期化する必要があります。

Note
AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)の管理用アカウントには、権限レベル15(特権レベル)のアカウントを指定してください。

■ AMFネットワーク設定

表 12:AMFネットワーク設定
項目名 説明
ネットワーク表示名 AVM EXによる管理上のネットワーク名を表示します。
「編集」ボタン ネットワーク名の設定を変更します。
編集ボタンをクリックすると以下の表示に変化します。

表 13:AMFネットワーク設定
項目名 説明
ネットワーク表示名 AVM EXによる管理上のネットワーク名を編集します。1~40文字で、いずれも半角の英字・数字・記号を指定できます。
「保存」ボタン ネットワーク名の設定の変更を保存します。
「キャンセル」ボタン ネットワーク名の設定の変更を破棄します。

■ AMFネットワーク構成
管理を行うAMFネットワークのIPアドレス、アカウントを設定します。

表 14:AMFネットワーク構成
項目名 説明
ネットワーク名 AMFネットワーク名を表示します。
ネットワーク IP AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)のIPアドレスを表示します。
ユーザー ID AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントのユーザーIDを表示します。
パスワード AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントのパスワードを表示します。
証明書を使用(推奨) AMFデバイスとの認証に電子証明書を用いたTLSクライアント証明書認証を使用するかどうかを、オン(使用する)またはオフ(使用しない)で表示します。
「編集」ボタン AMFネットワークの設定を変更します。
Note
AMFコントローラー(またはAMFマスター)に登録されたユーザーアカウントの情報をAVM EXから変更することはできません。
実際にAMFコントローラー(またはAMFマスター)にログイン可能なユーザーアカウント情報を入力してください。
編集ボタンをクリックすると以下の表示に変化します。

表 15:AMFネットワーク構成 編集画面
項目名 説明
ネットワーク名 AMFネットワーク名を表示します。
ネットワーク IP AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)のIPアドレスを表示します。
Note
変更後のIPアドレスは、現在のAMFコントローラー(またはAMFマスター)と同じMACアドレスを持つデバイスに割り当てられたものである必要があります。
ユーザー ID AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントのユーザーIDを表示します。
パスワード AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントのパスワードを表示します。
証明書を使用(推奨) AMFデバイスとの認証に電子証明書を用いたTLSクライアント証明書認証を使用するかどうかを、オン(使用する)またはオフ(使用しない)から選択します。
Note
同認証を有効にするには、AMFコントローラー(またはAMFマスター)側でTLSクライアント証明書認証を有効にする必要があります。
なお、証明書を使用する場合は、AMFネットワーク内のすべてのデバイスのユーザー名とパスワードを統一する必要はありません。
パスワード(証明書を使用しない場合) TLSクライアント証明書認証に失敗した場合に、パスワードを使用して認証を試みるかどうかを、オン(使用する)またはオフ(使用しない)から選択します。
この項目は「証明書を使用」を「オン」にした場合のみ表示されます。
「ネットワーク IP を変更」ボタン AMFコントローラー(またはAMFマスター)のIPアドレスを変更します。
「ユーザー ID を変更」ボタン AMFコントローラー(またはAMFマスター)へのログインに使用するユーザーアカウントのユーザーIDを変更します。
「パスワードを変更」ボタン AMFコントローラー(またはAMFマスター)へのログインに使用するユーザーアカウントのパスワードを変更します。
「保存」ボタン AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントの変更を保存します。
「キャンセル」ボタン AMFコントローラー(またはAMFマスター)のユーザーアカウントの変更を破棄します。
Note
AMFコントローラー(存在しない場合はAMFマスター)にて、事前にAVM EXからの管理用の権限レベル15のユーザーアカウントを作成し、AMFコントローラーまたはマスターのコンソール接続に使用するユーザーアカウントと分けることをお勧めします。
AMFコントローラーまたはマスターのCLI接続用アカウントをAVM EXからの管理に共用すると、AMFコントローラーまたはマスターへのログインに連続して失敗しアカウントがロックアウトされた場合に、AVM EXからAMFネットワークの状態が取得できないうえ、AVM EXからのトポロジー更新により継続的にロックアウトのタイマーが更新され、該当のユーザーがログインできないままになります。

リソース管理

AVM EXが使用しているリソースを表示します。

概要

AVM EXが使用しているシステムリソースを表示します。
Note
掲載のスクリーンショットは検証用環境のものです。実際の運用にはシステム要求仕様を満たす動作環境をお使いください。

表 16:リソース管理 概要
項目名 説明
OS OSの種別を表示します。
CPU 仮想CPU(vCPU)数を表示します。
最大メモリー 動作PCに装着された、または、仮想化環境に割り当てられたメインメモリー(RAM)の容量を表示します。
空きメモリー 動作PCに装着された、または、仮想化環境に割り当てられたメインメモリー(RAM)のうち、未使用の領域の容量を表示します。
最大ストレージ 動作PCに装着された、または、仮想化環境に割り当てられたストレージ(HDDまたはSSD)の容量を表示します。
空きストレージ 動作PCに装着された、または、仮想化環境に割り当てられたストレージ(HDDまたはSSD)のうち、未使用の領域の容量を表示します。

Vista Manager EX 機能 ストレージ使用量

AVM EXの機能別に、ストレージの使用量を表示します。
Note
プラグイン機能によるストレージの使用量は含まれません。

表 17:リソース管理 機能別ストレージ使用量
項目名 説明
グラフ AVM EXが使用しているストレージの機能別使用量の内訳を帯グラフに表します。
詳細表示/簡略表示 AVM EXの各機能の説明を展開または折りたたみます。
システム 特定の機能に属さない設定やデータの保管に使用している領域の容量を表示します。
デバイスコンフィグ デバイスのコンフィグファイルのバックアップの保管に使用している領域の容量を表示します。
トポロジー ネットワークマップや資産管理に用いる一般的なデバイス情報の保管に使用している領域の容量を表示します。
イベント 保存しているイベントの数と、イベントメッセージの保管に使用している領域の容量を表示します。
syslog 保存しているsyslogメッセージに使用している領域の容量を表示します。
状態監視 保存しているAMF Plus状態監視機能に使用している領域の容量を表示します。
RADIUS RADIUS設定のデータ保管に使用している領域の容量を表示します。
IPレピュテーション IPレピュテーション設定と使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
Webコントロール Webコントロールと使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
ACL ACLユーティリティーの設定データの保管に使用している領域の容量を表示します。
アプリケーションQoS アプリケーションQoS設定と使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
SD-WAN SD-WANルールと統計情報のデータ保管に使用している領域の容量を表示します。
トラフィックモニタリング トラフィック情報のデータ保管に使用している領域の容量を表示します。
ネットワーク 接続されたネットワーク上のIPサブネットの設定と保管に使用している領域の容量を表示します。
スマートACL スマートACL設定と使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
インテントベースQoS インテントベースQoS監視データの保管に使用している領域の容量を表示します。
IETFトポロジー STOAT機能の使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
AMF Plusデバイス探索 AMF Plusデバイス探索設定と使用データの保管に使用している領域の容量を表示します。
Note
通常、IETFトポロジーとAMF Plusデバイス探索のデータ容量は0Bとなります。

データベース管理


バックアップ

AVM EXの設定情報を外部ファイルにバックアップします。
設定情報には、ユーザー情報、システム設定、ネットワーク情報が含まれます。

表 18:バックアップ
項目名 説明
「バックアップ」ボタン AVM EXの設定情報を外部ファイルにバックアップします。
Note
バックアップの取得とテクニカルサポート情報の取得は同時に行えません。両方取得したい場合は、片方のファイルのダウンロードが完全に終了していることを確認してから、もう一方の情報を取得するようにしてください。

初期化

AVM EXの設定情報を消去し、システムを初期化します。
設定情報には、ユーザー情報、システム設定、ネットワーク情報が含まれます。
Note
AVM EXシステムのシリアル番号は維持されます。

表 19:初期化
項目名 説明
「初期化」ボタン AVM EXの設定情報を消去し、システムを初期化します。

復元

AVM EXの設定情報を外部ファイルから復元します。
設定情報には、ユーザー情報、システム設定、ネットワーク情報が含まれます。

表 20:復元
項目名 説明
「復元」ボタン AVM EXの設定情報を外部ファイルから復元します。

ライセンス


AVM EXに登録されたライセンスの表示、ライセンスファイルのアップロードを行います。
基本パッケージ ライセンス、拡張ライセンス、プラグインライセンスの有効期間を帯グラフとして表示します。
縦軸にライセンスの種別を、横軸にライセンスの有効期間を表示します。
また、AWCプラグインのライセンスは、同じ有効期間のライセンスごとにサポートAP数をまとめて表示します。

表 21:Vista Manager EX ライセンス
項目名 説明
「ライセンスを更新」ボタン AVM EXライセンスファイルをアップロードします。
ライセンスファイルにはAVM EX本体の基本パッケージライセンス、拡張ライセンス、プラグインライセンスなどを含みます。

AMFライセンス

管理対象とするネットワークのコントローラーおよびマスターのAMF Plusライセンスの有効・無効を設定します。
Note
「AMF Plus」機能を使用するには、AMF Plusネットワーク内のマスターまたはコントローラーのすべてにAMF Plusライセンスが適用されており、これらが有効に動作する必要があります。
管理下のすべてのコントローラーおよびマスターがAMF Plusライセンスにより動作している場合は、メインメニューにAMF Plusメニューが表示されます。
いずれか、またはすべてのコントローラーおよびマスターがAMFライセンスにより動作している場合は、メインメニューにAMF Plusメニューは表示されません。AVM EXにインテントベースオーケストレーターライセンスがインストールされている場合は、AIOメニューが表示されます。
Note
従来のAMFライセンスからAMF Plusライセンスに切り替えた場合、または、反対にAMF Plusライセンスから従来のAMFライセンスに切り替えた場合、AIOメニューとAMF Plusメニューが切り替わるまで、数分かかります。ライセンス適用後、しばらくしてから画面更新を行うと、使用中のライセンスに対応したメニューが表示されるようになります。


また、AMF Plusライセンスがすべてのマスターまたはコントローラーに適用されており、AMF Plusメニューの各機能が使用可能であると認識された場合には、AVM EXに別売のSNMPマネージャーライセンスを適用しなくてもSNMPプラグインを使用できます。
AMF Plusメニューにて他社製デバイスの状態監視を行う場合には、SNMPプラグインがインストールされており、SNMPプラグインにデバイスが適切に登録されている必要があります。
AMF Plusメニューが使用可能で、SNMPプラグインがインストールされていない場合には、本画面に注意メッセージが表示されます。

表 22:オプション
項目名 説明
デバイス名 AMF/AMF Plusマスターまたはコントローラーのデバイス名を表示します。
AMF Plus有効化 該当のAMF/AMF PlusマスターまたはコントローラーにAMF Plusライセンスと旧AMF(非AMF Plus)ライセンスが両方インストールされている場合に、トグルスイッチでAMF Plusライセンスの有効/無効を表示します。
これらのライセンスが両方インストールされている場合は、デフォルトでは、旧AMF(非AMF Plus)マスターまたはコントローラーとして動作します。
この際、AMF Plus有効化スイッチを「有効」にすることで、AMF Plusマスターまたはコントローラーとして動作させることができます。
状態 説明
オフ AMF/AMF Plusの両方の有効なマスター/コントローラーライセンスがインストールされており、旧AMF(非AMF Plus)マスター/コントローラーとして動作しています。
オン AMF/AMF Plusの両方の有効なマスター/コントローラーライセンスがインストールされており、AMF Plusマスター/コントローラーとして動作しています。
(操作無効) AMF Plusマスター/コントローラーライセンスのみがインストールされており、強制の必要はありません。
または、従来のAMFマスター/コントローラーとして動作したまま到達不能になりました。
Note
トグルスイッチの有効/無効は、操作無効の状態になる直前のAMF Plus有効化の設定に依存します。
Note
設定を変更すると、直ちに対象のデバイスのランニングコンフィグの変更がスタートアップコンフィグ(起動時コンフィグ)に保存されます。
Note
AMF Plus有効化スイッチの設定からデバイスのランニングコンフィグへの反映には数十秒かかります。
設定が完了しない状態でブラウザー画面の再読み込みを行うと、スイッチの表示が設定変更前の状態に戻ることがあります。この場合は、そのまま数十秒待機すると、自動的に最新の状態が画面に反映されます。

プラグイン

AVM EXに登録されたプラグインの表示、追加を行います。
プラグインを登録することで、AVM EXのメニューから個々のプラグインを簡単に起動できるようになります。

Vista Manager EX 証明書フィンガープリント

AVM EXシステムがプラグインと通信を行うための証明書のフィンガープリントをSHA1、SHA256の各形式で表示します。
Note
AVM EXのWeb管理画面にHTTPS接続するためのサーバー証明書とは異なります。AVM EXサーバー証明書については、「HTTPS設定」をご覧ください。

表 23:Vista Manager EX 証明書フィンガープリント
項目名 説明
証明書を再発行 AVM EXの証明書を再発行します。

プラグイン一覧

プラグインを登録したり、登録されているプラグインの詳細を表示したりできます。


■ 表示1
表 24:プラグイン一覧 ヘッダー
項目名 説明
「プラグインを追加」ボタン AVM EXにプラグインを追加します。「プラグインを登録」サイドパネルが表示されます。

■ 表示2
AVM EXに登録されたプラグインを一覧表示します。
表 25:登録済みプラグイン一覧
項目名 説明
プラグイン名 お使いのAVM EXに登録されたプラグインの名前を一覧表示します。
初期状態では何も登録されていません。

■ 表示3
プラグイン情報を表示します。
表 26:プラグイン情報
項目名 説明
「プラグインを削除」ボタン 選択したプラグインの情報を削除し、AVM EXとの連携を解除します。
「編集」ボタン 選択したプラグインの情報を編集します。「プラグインを登録」サイドパネルに、該当のプラグインの情報が表示されます。
プラグイン証明書フィンガープリント プラグインサーバーの証明書のフィンガープリントをSHA1、SHA256の各形式で表示します。
Note
プラグインの再登録を行う際、プラグインを削除してから再登録を行うと、ネットワークマップにおいて各プラグイン由来のデバイスアイコンの配置が初期化されます。
プラグインの再登録を行った際は、必要に応じてアイコンの再配置を実施してください。
アイコンの配置を維持してプラグインの再登録を行う際は、プラグインの登録を削除する代わりに、プラグインのサーバーURLを再度入力して、プラグイン証明書フィンガープリントを更新してください。

プラグインを登録

プラグインのサーバーURLを入力して、プラグインを登録します。

表 27:プラグインを登録
項目名 説明
キャンセルボタン(×) プラグインの登録を中断します。
サーバーURL AVM EXと連携するプラグインのAPIエンドポイントURLを表示します。
プラグイン証明書フィンガープリント サーバーURLに入力されたURLが適切なプラグインのものである場合、プラグインサーバーの証明書のフィンガープリントがSHA1、SHA256の各形式で表示されます。
「フィンガープリントの一致を確認」ボタン サーバーURLに対応するプラグインの情報を保存します。