「編集」タブでは、MIB 変数値の変更や MIB 変数に対する監視しきい値の設定などを行えます。「編集」タブをクリックすると、MIB 変数名とその値がテーブル形式で表示されます。
各変数は、チェックボックスの有無により、値の変更が可能かどうかが一目でわかります。値を変更したい MIB 変数が、いくつかの値から選択するタイプの場合(例:Enable と Disable のどちらかを選択する場合)は、プルダウンメニューから値を選択できます。
「編集」タブ
変数が write 属性を持っている場合は、左端の欄にチェックボタンが表示されます。チェックボタンが表示されている変数は、値を変更することができます。
また、値を変更するには、設定ボタンをクリックする前に、変更したい変数のチェックボックスをチェックしてください。ADV はチェックのある変数の値をまとめてエージェントに送ります。
MIB 変数名が表示されます。
変数が write 属性を持っている場合は、MIB 値欄にチェックボタンが表示されます。チェックボタンが表示されている変数は、値を変更することができます。 また、変数に定義できる値が決まっている場合は、MIB 値の欄をクリックすると▼印が表示されます。この場合は、プルダウンリストが表示され、選択可能な値のリストが表示されますので、リストから設定したい値を選択できます。値が変更可能な変数で、▼印が表示されていない場合は、MIB 値欄に直接設定したい値や文字列を入力します。
なお、MIB 値欄の表示は、ポーリングが行われても更新されません。現在の値を参照したい場合は、取得ボタンで取得するか「テーブル」タブで現在の値を確認してください。
Note
MIB 値欄フィールドにキーボードから直接入力した場合には、改行キーを押すか、別のフィールドに移動しないと本当に入力したことになりませんので、ご注意ください。
:変更可能な
MIB 変数のチェックボックスをすべてチェック状態にします。
:チェックボックスのチェックをすべてチェックしていない状態にします。
:チェックしているチェックボックスをチェックしていない状態にし、チェックしていないチェックボックスをチェック状態にします。つまり、チェック状態を反転させます。
:MIB 変数名欄で変数をクリックして選択し、取得ボタンをクリックすると、選択した変数の値をエージェントから取得します。現在の値を参照したい場合に便利です。
:チェックボックス
でチェックされている変数の値をまとめてエージェントに送ります。設定ボタンをクリックする前に、変更したい変数の値が設定されていることとチェックボックスがチェックされていることを確認しておいてください。
:MIB 変数名欄
でしきい値を設定したい MIB 変数名をクリックで選択し、しきい値ボタンをクリックするとしきい値の編集ダイアログが表示されます。
しきい値の編集
MIB 変数名フィールドには、監視したい MIB 変数名をインスタンス番号も含めて指定します。この場合は、共通 GUI 上で選択していた変数名が自動的に表示されます。変数は、「参照」ボタンをクリックして MIB ツリーから選択することもできます。
設定値フィールドには、上限しきい値を設定します。MIB 変数の値が上限値を超えると、「ポップアップメッセージの表示」か「指定されたコマンドの実行」のいずれかの動作が実行されます。どちらの動作を実行させるかは、「設定」→「オプション」→「ユーザーアクション」タブで指定できます。
なお、しきい値の設定は、MIB 変数の属性が Gauge、Integer、Counter、Gauge32、Integer32、Counter32、Counter64 の変数に対してのみ有効です。