デバイスメンテナンス: ユーザーガイド
3.1.4 IP アドレスリスト
IP アドレスリストは、管理対象機器の IP アドレスを列挙したテキストファイルです。
タスクで管理する機器の IP アドレスは、「定義リスト」タブの「IP アドレス追加」ボタンで手動追加することもできますが、あらかじめ IP リストを用意しておき、タスク作成時に IP アドレスリストファイルを指定するか、タスク作成後に IP アドレスリストファイルをインポートするほうが便利です。
IP アドレスリストファイルの仕様は下記のとおりです。
- ASCII 文字だけを使用したプレーンテキストファイル
- 改行コードは「CR+LF」、「LF」のどちらか
- 1行1レコード
- 1つのレコードは、IP アドレス、トラップコミュニティ名、機種名の3フィールドで構成される。フィールド間は「,」(カンマ)で区切る。カンマの前後に空白文字を入れてはいけない。トラップコミュニティ名と機種名は省略可能
- トラップコミュニティ名は「IP アドレスリスト自動更新機能」で使用される。同機能を使用しないときは指定しなくてよい。同機能を使用するときは、各 IP アドレスに異なるコミュニティ名を割り当てること。
- 「//」(スラッシュ 2個)で始まる行はコメントとみなされる
次に IP アドレスリストの例を示します。
// IP List for net 172.17.28/24
172.17.28.1,community1
172.17.28.185
172.17.28.186,community2,AT-x510-52GTX
172.17.28.187,,AT-x210-9GT
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トラップコミュニティ名は、「IP アドレスリスト自動更新機能」有効時に、個々の管理対象機器を識別するために使用されます。よって、同機能を使う場合は、各 IP アドレスに異なるコミュニティ名を割り当てておく必要があります。
機種名として指定できるのは、「タスクリスト」タブの「定義リスト」タブの「機種名」欄に表示される文字列です。
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