ログ管理: ユーザーガイド
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3.5 ツール

3.5.1 テスト Syslog 送信

ALR が正常に起動され、受信状態になっていることを確認するために、テスト用の syslog を送信します。ダイアログの「送信」ボタンをクリックするたびに1メッセージが送信されます。送信情報は以下のようになります。

送信先:ALR 自身(つまり localhost になります。)
送信先ポート:環境設定ダイアログのポートタブで指定したポート
ファシリティ:local7
セビリティ:debug
Tag:AlliedLogReport
content:"Test Message yyyy mmm dd hhmmss src port 送信ポート番号 dest port 受信ポート番号"

3.5.2 Report ツール

Report ツール」をご覧ください。

3.5.3 ダンプデータ

アライドテレシス製スイッチ、ルーターでは syslog メッセージとしてダンプデータを送信することができる機種があります。 ダンプデータツールでは、選択されたメッセージから「xxx, 」を除く、それ以降のデータをダンプデータとみなして、フリーソフトウェアである Ethereal または Wireshark に渡して、解析させることができます。図の選択範囲で示すようなフォーマットに対して有効となります。

3.5.3.1 設定

Ethereal/Wireshark
お使いのマシンにインストールされている ethereal.exe /wireshark.exe の場所を、フルパスで指定してください。

保存先
Ethereal/Wiresharkに渡すデータの一時保管場所をフルパスで指定してください。

3.5.3.2 解析

テーブル表示されているダンプメッセージを選択し、解析メニューを選ぶと Ethereal が起動され対象となったデータの解析結果が表示されます。
ダンプメッセージの選択は以下のように操作できます。

CTRL+行をクリック

1行選択できます。同じ操作で複数行を選択できます。

SHIFT+行をクリック

先に選択している行から、現在選択した行までを一度に選択できます。

Note
Ethereal が起動されると「The capture file appears to have been cut short in the middle of a packet.」 のメッセージがダイアログ表示されますが「OK」ボタンをクリックしてください。

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