本マニュアル(CentreNET SwimView インストールガイド)では、CentreNET SwimView(以下 SwimView)をご使用いただくために必要な動作環境、インストール方法、環境設定およびライセンスの登録方法について説明しています。インストール前に必ずご一読ください。また、「CentreNET SwimView リリースノート(弊社Webページに掲載)」も合わせてお読みくださいますようお願い申し上げます。
Note
NETM*Cm2、JP1/Cm2 については OpenView とまったく同じ扱いとなりますので、NETM*Cm2、JP1/Cm2 をご使用のお客様は、以降の説明中の OpenView を NETM*Cm2 あるいは JP1/Cm2 と読み替えてご参照ください。
SwimView の動作環境を以下に示します。
ハードウェア | DOS/V互換機(OADG仕様)およびPC98-NXシリーズ。64MB以上のメモリ搭載(128MB以上推奨) |
CPU | Pentium 166MHz以上(400MHz以上推奨) |
対応OS※1 | Windows XP(SP1 以降)、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008(x86)、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Server 2003 x64 Edition、Windows Vista 64ビット版、Windows Server 2008(x64)、Windows 7 32ビット版、Windows 7 64ビット版 |
ディスプレイ | 640X480ドット以上、256色以上 |
対応ネットワーク管理ソフトウェア | HP OpenView Network Node Manager V6.20、V6.31、V6.41、V7.01、V7.50、 JP1/Cm2/Network Node Manager(06-51, 06-71, 07-00, 08-00)、CentreNET Swim Manager Ver.1.1 pl2、Ver.1.2、Ver.2.0、Ver.2.1、Ver.3.0、Ver.3.1、Ver.3.2 |
インストールに必要なハードディスク容量 | 300MB以上の空き領域(インストール中は一時的に480MB以上必要) |
※1: Windows Vista Home Basic / Home Premium、Windows 7 Starter / Home Premium は未サポートです。各OSは日本語版のみのサポートです。64ビット版Windowsでは、WOW64サブシステム(32ビットエミュレータ)上で動作します
SwimView では以下の Java を使用しています。
WindowsのJavaのバージョン | 1.7.0_09 |
Note
Javaのバージョンについての最新情報はリリースノートをご参照ください。
Note
JRE(Java Runtime Environment)は、Swim シリーズ環境設定ユーティリティからインストールされます。お客様がJDK(Java Development Kit)キットまたはJRE(Java Runtime Environment)キットのインストールを行う必要はありません。なお、他のバージョンの Java に置き換えないようにしてください。
SwimView のインストール方法および環境設定について示します。
実行前に、ユーザ権限を管理者(Administrator)に切り替えます。
Note
ウイルス検知ソフトなどのセキュリティソフトが起動している場合、インストーラの起動、実行に非常に時間がかかることがあります。
セットアップファイルをダブルクリックして実行します。
Note
セットアップファイルの名前はバージョンによって異なります(例:バージョン 3.0 pl 0 のインストールキットは、sv30p0w.exe というファイル名になります)。以降の説明では、ファイル名やバージョン番号を適宜読み替えてください。
開始画面
SwimView インストーラが開始するので、[次へ] をクリックして処理を続けます。
ソフトウェア使用権許諾契約書に同意いただいた後 [使用許諾契約の条項に同意する] を選択し、[次へ] をクリックします。
使用権許諾契約書
Swim シリーズ環境設定ユーティリティのインストーラの場所を入力し、[次へ] をクリックします。
Note
Swim シリーズ環境設定ユーティリティがすでにインストールされている場合には、この画面は表示されません。
Note
サポートしている Swim シリーズ環境設定ユーティリティのインストーラが SwimView のインストーラと同じフォルダにある場合は、自動的に指定されます。
環境設定
SwimView ドキュメントのインストーラの場所を入力し、[次へ] をクリックします。
Note
SwimView ドキュメントがすでにインストールされている場合には、この画面は表示されません。
Note
サポートしている SwimView ドキュメントのインストーラが SwimView のインストーラと同じフォルダにある場合は、自動的に指定されます。
ドキュメント設定
監視対象製品の選択画面で、監視する製品を選択し、[次へ] をクリックします。
お試し版を使用する場合を含めて、監視したい機種をすべて選択してください。 ここで選択した機器の情報だけがコンピュータにインストールされます。
監視対象製品
シリアル番号を入力するダイアログが表示されますので、 お手持ちのシリアル番号と認証キーを入力します。
シリアル番号/認証キー
Note
Ver.2.x のシリアル番号/認証キーを入力した場合は、次のダイアログで Ver.3.x のシリアル番号/認証キーに変換、表示されます。
Network Node Manager がインストールされている場合は、Network Node Manager への統合処理を行うかどうか確認するダイアログが表示されます。
[はい] [いいえ] で選択します。
Note
[はい]を選択した場合、インストール実行時に Network Node Manager を停止し、Network Node Manager のファイルを更新します。更新後、Network Node Manager を再起動します。
SwimView のプログラムをインストールするフォルダを選択し、[次へ] をクリックします。
ここで指定した名前のフォルダに SwimView のプログラム本体がインストールされます。パスとフォルダには日本語文字を含まないでください。初期設定では、“C:\Program Files\Allied Telesis\SwimViewV3”が指定されます。
Note
フォルダ名を初期設定から変更する場合、名前には半角英数文字のみを使用するようにしてください。全角文字を使用すると、アンインストールが正常に行えなくなる可能性があります。
インストールフォルダ
SwimView のプログラムアイコンをインストールするフォルダを入力し、[次へ] をクリックします。
ここで指定した名前のフォルダが、Windows のスタートメニューに追加されます。初期設定では、“CentreNET SwimViewV3”が指定されます。
ショートカットフォルダ
確認画面が表示されるので、[インストール] をクリックしてインストールを開始します。
インストール前の確認
ファイルのコピーが終了した後、SwimView のインストールが完了します。
Note
Network Node Manager への統合処理を選択した場合、インストール処理の前後に Network Node Manager の再起動を行うため、処理に数分がかかる場合があります。
Note
インストール実行に十分なハードディスク容量がない場合、「使用可能なディスク容量が必要なディスク容量よりも少ない場合は SwimView をインストールすることができません。インストールするドライブの空き容量を増やすか、もしくはインストールするドライブを変更してください。」と表示されます。
SwimView をコマンドラインから起動する場合は、環境変数 PATH に、SwinView の実行ファイルの場所(SwimView のインストールディレクトリの中の bin ディレクトリ)を追加します。
SwimView のアンインストール手順について説明します。
アンインストールはインストールと同じユーザでログオンし、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」(Windows XP、Windows 2003 の場合)、「プログラムのアンインストール」(Windows Vista の場合)、「プログラムと機能」(Windows 2008、Windows 7 の場合)から行ってください。ドキュメントのアンインストール、Swim シリーズ環境設定ユーティリティのアンインストール、および OpenView への組み込み設定解除もあわせて実行されます。
Note
インストール時に環境変数PATHの設定を行った場合は、追加した部分の削除を手動で行ってください。
本製品を正式にご使用になるには、ライセンスをご購入いただき、SwimView のヘルプメニューからライセンス登録を行っていただく必要があります。ライセンスをご購入いただくと、弊社よりシリアル番号および認証キーを入手できます。「ライセンス登録」画面で入手したシリアル番号および認証キーを入力していただくと、正式に本製品をご使用いただけます。
お試し版ライセンスは、インストール後30日間を過ぎた時点でご使用できなくなります。
是非、ライセンスをご購入いただくようお願い申し上げます。ライセンスの購入方法については、弊社 Web サイトをご参照ください。
本製品はご購入のライセンスによって、管理対象機器のサポート範囲が異なります。ライセンスごとのサポート機種については、リリースノート(弊社Webページに掲載)の「サポート機種とファームウェアバージョン」をご覧ください。
ライセンスには下記の種類があります。
弊社SNMP対応製品を管理するためライセンスです。
エクストリームネットワークス製品を管理するためのライセンスです。
EXライセンスの販売は、該当システムを構成するExtreme製品のすべてを弊社よりお求めいただいた方に限らせていただきます。
ネットスクリーンテクノロジーズ製品を管理するためのライセンスです。
NSライセンスの販売は、該当システムを構成する NetScreen製品のすべてを弊社よりお求めいただいた方に限らせていただきます。
ライセンス名
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アライドテレシス製品 | Extreme 製品 | NetScreen 製品 |
SwimView ATライセンス |
○
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SwimView EXライセンス |
○
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||
SwimView NSライセンス |
○
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インストールの途中にライセンス選択のダイアログボックスが表示されます。ご購入のライセンスで監視対象とする製品の(または試用したいライセンス)のチェックを付けて先に進んでください。
これにより、選択した監視対象機器の情報だけがコンピュータにインストールされます。なお、ここでチェックしなかった対象製品をインストール完了後に追加する場合は、いったん SwimView をアンインストールし、再度インストールを実行してください。
Note
ここでは、セットアップするコンポーネントを選択するだけで、ライセンスの登録は行われません。実際のライセンス登録は、この後に表示されるシリアル番号・認証キー入力画面、またはインストール後に「ヘルプ」メニューの「ライセンス登録」から行ってください。
監視対象製品の選択
ライセンスの登録方法は次のとおりです。
「ヘルプ」メニュー
「追加」ボタンをクリック
シリアル番号の入力
登録済みライセンスの一覧
Note
1つでもライセンス登録を行うと、30日の試用期間内であっても、登録したライセンス以外の機能は使えなくなります。インストール時に選択した監視対象製品(上記「インストール時の監視対象製品の選択ダイアログについて」を参照)が、購入したライセンスで監視できる製品と異なる場合は、いったん SwimView をアンインストールし、再インストールしてください。ライセンス選択ダイアログでは、購入したライセンスだけを選択してください。
インストール時に選択しなかった監視対象製品を追加したいときは、いったん SwimView をアンインストールし、再度インストールを実行してください。インストール中のライセンス選択箇所で、追加したいライセンスも含めて選択してください。