SwimView: 機種別ガイド
前へ 次へ 目次

2.5.5 CentreCOM MBMCシリーズ

CentreCOM MBMCシリーズ(以下 MBMC)を SwimView から管理/操作するために用意されている MBMC 固有のメニューについて説明します。機器の種類に関係なく用意されている共通メニューについては、ユーザーズガイドを参照してください。

2.5.5.1 パネルウィンドウ

MBMC のパネルウィンドウを以下に示します。

一番右側のスロット(17番スロット)に表示されているのが管理モジュールMBM01です。モジュールの下の LED(FAN1、FAN2)は筐体内のファンの状態を緑色(正常時)または赤色(障害時)で表示します。この LED は実機にはありません。

残りの 16スロットはメディアコンバーターモジュール MBMC115B、MBMC140B 用で、モジュールが装着されたスロットには MBMC115B、MBMC140B の絵が表示されます(例では一番左の 2スロットが「MBMC140B」)。メディアコンバーターモジュールの機種は、モジュールの絵の上の文字列(「115B」、「140B」)で識別できます。

これらの絵は、上半分がシャーシ上(局側)の MBMC115B、MBMC140B の外観を示し、下半分は最後に実行したループバックテストの結果にもとづく宅側ポートの状態を示します。

MBMC
MBMC

2.5.5.2 エージェント

SNMPエージェントの IPアドレスや Trap の送信先となるマネージャのアドレスなどに関する情報の表示と設定が行えます。

システム情報

エージェントの管理名、属性等の基本的な情報を表示します。

ネットワーク設定情報

ネットワーク設定情報を表示します。

ファン情報

実機に内蔵されているファンのステータスを表示します。

筐体温度情報

筐体内の温度を表示します。

電源情報

電源電圧の情報を表示します。

TELNET 接続

設定した端末エミュレータを用いてエージェントに Telnetプロトコルで接続します。

2.5.5.3 モジュール

メディアコンバーターモジュールのステータス確認や設定変更を行います。

ステータス

各モジュールのステータスを表示します。

ループバックテスト情報

最後に実行したループバックテストの結果を表示します。

リンクテスト

リンクテストを実行し、局側ポートの状態を検査します(ただしミッシングリンク機能オン時)。本テストを実行すると一時的に通信がで きなくなります(確認のダイアログが表示されます)。テストが完了すると、結果がテーブル形式で表示されます。

ループバックテスト

ループバックテストを実行し、宅側ポートの状態を検査します。本テストを実行すると一時的に通信ができなくなります(確認のダイアログが表示されます)。テスト結果はパネルウィンドウのMBMC115B、MBMC140Bの下半分で示されます。また、「モジュール」メニューの「ループバックテスト情報」で詳細な情報を確認できます。

2.5.5.4 ポート

ポートに関する情報の表示と設定を行います。

インターフェース情報

ポートの通信フレーム数、バイト数、エラーフレーム数、ポートの状態等の各パラメータが表示されます。(表示内容は17番スロットのみ有効です。)

2.5.5.5 注意事項

(C) 1998-2013 アライドテレシスホールディングス株式会社