[index] CentreCOM AR100 シリーズ コマンドリファレンス 2.3

SET IP DNS

カテゴリー:IP / 名前解決
対象機種:AR130、AR160


SET IP DNS [DOMAIN={ANY|domain-name}] {INTERFACE=interface|[PRIMARY=ipadd] [SECONDARY=ipadd]}

domain-name: ドメイン名
interface: IPインターフェース名(eth0、ppp0など)
ipadd: IPアドレス


DNSサーバーリストの内容を変更する。



パラメーター

DOMAIN: ドメイン名。特定ドメインの名前解決にだけ指定のサーバーを使いたいような場合に使う。本パラメーターで指定したドメインの問い合わせは、同一コマンドラインで指定したサーバーに送られる。本パラメーターを省略した場合(およびANYを指定した場合)、指定したサーバーは、問い合わせがどのドメインにも一致しないときに用いられるデフォルトサーバーとなる。なお、特定ドメイン用のサーバーを登録するときは、あらかじめデフォルトサーバーを設定しておくこと。

INTERFACE: IPインターフェース名。DNSサーバーアドレスを動的取得する場合に、アドレスを取得するインターフェースを指定する。ダイヤルアップPPPの場合はPPPインターフェース、DHCPでアドレスを取得する場合はEthernetインターフェースを指定する。

PRIMARY: プライマリーDNSサーバーのIPアドレス

SECONDARY: セカンダリーDNSサーバーのIPアドレス



備考・注意事項

ファームウェアバージョン2.1.xまでは、DNSサーバーの指定をSET IP NAMESERVERコマンド、SET IP SECONDARYNAMESERVERコマンドで行っていたが、バージョン2.3.xからはADD IP DNSコマンド、SET IP DNSコマンドで設定するように変更された。なお、従来のコマンドも後方互換性のために残されているが、設定保存時にはADD IP DNS/SET IP DNSに自動変換される。

MIB変数sysNameに本製品のドメイン名(FQDN)が設定されている場合、sysNameに基づくドメイン名がDNS検索に使用される。たとえば、sysNameに「white.joge.com」が設定されている場合、コマンドラインでホスト名「black」だけを指定すると、「black.joge.com」に対する検索が実施される。



関連コマンド

ADD IP DNS
DELETE IP DNS
DISABLE IP DNSRELAY
ENABLE IP DNSRELAY
SET IP DNS CACHE
SET IP NAMESERVER
SET IP SECONDARYNAMESERVER
SHOW IP DNS
SHOW IP DNS CACHE
TELNET




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