[index] AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.5
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / ファイル操作
# cd DIRPATH
ローカルファイルシステム上の指定したディレクトリーに移動する(指定したディレクトリーをカレントディレクトリーにする)。
ログイン直後のカレントディレクトリーは「flash:/」(フラッシュメモリーのルートディレクトリー)。
DIRPATH |
移動先ディレクトリーのパス。大別すると次の3種類の指定方法がある | ||||
DEVICE:/DIRECTORY |
デバイス名を含む絶対パス(例:「flash:/home/zein」、「nvs:/」) | ||||
/DIRECTORY |
カレントデバイス上の絶対パス(カレントディレクトリーと同じデバイス上の絶対パス)(例:「/home/admin/config」) | ||||
DIRECTORY |
カレントディレクトリーからの相対パス(例:「.configs/ssh」、「../..」) |
■ 以下、ディレクトリー移動の具体例を示す。
なお、以下の各例に登場するディレクトリー「flash:/home」、「flash:/home/zein」、「flash:/home/zein/report」、「flash:/home/admin」、「flash:/home/admin/config」は、説明のためmkdirコマンドを使ってあらかじめ作成しておいたもので、本製品の初期状態では存在しない。
awplus> enable ↓ awplus# pwd ↓ flash:/ |
awplus# cd home/zein ↓ awplus# pwd ↓ flash:/home/zein |
awplus# cd nvs:/ ↓ awplus# pwd ↓ nvs:/ |
awplus# cd flash:/tmp ↓ awplus# pwd ↓ flash:/tmp |
awplus# cd /home/admin/config ↓ awplus# pwd ↓ flash:/home/admin/config |
awplus# cd ../../zein/report ↓ awplus# pwd ↓ flash:/home/zein/report |
awplus# cd ../../.. ↓ awplus# pwd ↓ flash:/ |
■ USBメモリーを抜く前には、必ずcdコマンドでカレントディレクトリーをUSBメモリー以外のデバイスに移動すること。カレントディレクトリーがUSBメモリー(usb)上にある状態で、USBメモリーを抜き、その後USBメモリーを挿しなおすと、本製品がUSBメモリーを認識しないことがある。その場合は、カレントディレクトリーをUSBメモリー以外に移動し(例:cd flash:/)、その後USBメモリーを抜き挿しすること。
■ Apricorn社のSecureUSBメモリーASK-256-8GB/16GB/32GB使用時、カレントディレクトリーがUSBメモリー上にある間は、ASK-256-8GB/16GB/32GB上のアクセスLEDが点滅状態のままになるが、動作上の問題はない。また、カレントディレクトリーをUSBメモリー以外に移動すると点滅状態は解除される。
copy(特権EXECモード)
dir(特権EXECモード)
mkdir(特権EXECモード)
move(特権EXECモード)
pwd(特権EXECモード)
rmdir(特権EXECモード)
show file(特権EXECモード)
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PN: 613-002107 Rev.D