update now

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: UTM / アップデートマネージャー


# update {RESOURCE|all} now


更新可能リソースの最新版をチェックし、必要ならば更新する。

なお、更新チェックは各リソースを使用する機能が有効なときだけ行われる。
また、すでに定期スケジュールによって更新チェックが行われている最中の場合は、本コマンドによる手動の更新チェックはスキップされる。


パラメーター

RESOURCE リソース名
dpi_procera_app_db アプリケーションコントロール(DPI = ディープパケットインスペクション)機能のアプリケーションシグネチャデータベース(provider procera
av_kaspersky_proxy アンチウイルス機能のウイルス定義データベース(provider kaspersky
av_kaspersky_stream マルウェアプロテクション機能のマルウェアシグネチャデータベース(provider kaspersky
iprep_lac_rules IPレピュテーション(IPアドレスブラックリスト)機能のIPレピュテーションデータベース(provider lac)
iprep_et_rules IPレピュテーション(IPアドレスブラックリスト)機能のIPレピュテーションデータベース(provider proofpoint)
webgui Web GUIリソースファイル(解説編
all 現在有効化されている機能が使用する更新可能リソース(show resourceコマンドで確認可能)をすべて更新する


使用例

■ 現在有効化されている機能の更新可能リソースをすべて更新する。

awplus# update all now


■ IPレピュテーション機能のIPレピュテーションデータベースを更新する。

awplus# update iprep_et_rules now


注意・補足事項

■ アンチウイルス機能はAT-AR4050Sでのみサポート。AT-AR3050S、AT-AR2050Vでは使用できない。

■ 本コマンドを実行する場合は、ドメイン名解決を行うためにDNS問い合わせ機能の設定が必要。同機能の有効・無効はip domain-lookupコマンド(初期状態で有効)で、参照先DNSサーバーの手動設定はip name-serverコマンド(初期状態では未設定)で行う。なお、DNSサーバーアドレスは、PPPやDHCPでIPアドレスを取得するときに自動登録することも可能。

■ ファイアウォール機能を使用している環境で本コマンドを実行する場合は、インターネット上のサーバーにアクセスするため、本製品からインターネットへのDNS通信とHTTPS通信を許可する必要がある。


関連コマンド

provider(IPレピュテーションモード)
provider kaspersky(アンチウイルスモード)
provider kaspersky(マルウェアプロテクションモード)
provider procera(DPIモード)
service http(グローバルコンフィグモード)
show dpi(特権EXECモード)
show ip-reputation(特権EXECモード)
show malware-protection(特権EXECモード)
show resource(特権EXECモード)
update-interval(DPIモード)
update-interval(IPレピュテーションモード)
update-interval(アンチウイルスモード)
update-interval(マルウェアプロテクションモード)



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