[index] CentreCOM AR410 V2 コマンドリファレンス 2.6

SET SYN

カテゴリー:インターフェース / 同期インターフェース


SET SYN=syn-interface [C={ON|OFF|I}] [DATASENSE={NORMAL|REVERSED}] [DTR={ON|OFF|DSR}] [MAXOQLEN=count] [MINTXINT=micro-sec] [RTS={ON|OFF|CTS}] [SPEED=speed] [TXCLOCK={FALLING|RISING}]

syn-interface: 同期インターフェース番号
count: 個数
micro-sec: 時間(マイクロ秒)
speed: 通信速度(bps)


同期インターフェースの設定パラメーターを変更する。

パラメーターの解説において「インターフェースがアクティブな状態にある」とは、同期インターフェース上にレイヤー2インターフェース(PPP、FR)が作成されており、なおかつ、同インターフェースが有効になっていることを示す。

また、信号線制御パラメーターの説明において、レイヤー2モジュールが該当信号を制御しているときはパラメーターの設定は意味を持たない。



パラメーター

SYN: 同期インターフェース番号

C: X.21の出力信号「C」の動作モードを指定する。このパラメーターは、同期インターフェースにX.21 DTEケーブル(ARCBL-X21DTE)を接続しているときのみ有効で、他のケーブルを使用しているときは無視される。ONを指定したときは、インターフェースがアクティブな間常に信号をオンにする。OFFを指定した場合は、 インターフェースがアクティブな間常に信号をオフにする。Iを指定した場合は、インターフェースがアクティブな間「C」の状態を入力信号「I」に追従させる。デフォルトはON。

DATASENSE: 送信データセンス。NORMALかINVERTEDから選択する。デフォルトはNORMAL。

DTR: V.24/V.35の出力信号「DTR」の動作モードを指定する。このパラメーターは、同期インターフェースにV.24 DTEケーブル(ARCBL-V24DTE)またはV.35 DTEケーブル(ARCBL-V35DTE)を接続しているときのみ有効で、他のケーブルを使用しているときは無視される。ONを指定したときは、インターフェースがアクティブな間常に信号をオンにする。OFFを指定した場合は、 インターフェースがアクティブな間常に信号をオフにする。DSRを指定した場合は、インターフェースがアクティブな間「DTR」の状態を入力信号「DSR」に追従させる。デフォルトはON。

MAXOQLEN: 同期インターフェースの送信キューに格納できるフレームの最大数を指定する。レイヤー2モジュールから同期インターフェースに渡されたフレームは、プライオリティーに応じて送信キューに入れられ、キュー長カウンターが1つインクリメントされる。送信キュー長がMAXOQLENよりも大きくなったときは、最も古く最もプライオリティーの低いフレームが破棄される。デフォルトは100。0を指定した場合は、送信キューサイズを無制限にすることを意味する。

MINTXINT: 送信フレーム間の最小間隔をマイクロ秒で指定する。このパラメーターは、通信相手がフレーム間隔の小さいデータを受け取れないような場合に使用する。最大値は1000000(1秒)。デフォルトは0。

RTS: V.24/V.35の出力信号「RTS」の動作モードを指定する。このパラメーターは、同期インターフェースにV.24 DTEケーブル(ARCBL-V24DTE)またはV.35 DTEケーブル(ARCBL-V35DTE)を接続しているときのみ有効で、他のケーブルを使用しているときは無視される。ONを指定したときは、インターフェースがアクティブな間常に信号をオンにする。OFFを指定した場合は、 インターフェースがアクティブな間常に信号をオフにする。CTSを指定した場合は、インターフェースがアクティブな間「RTS」の状態を入力信号「CTS」に追従させる。デフォルトはON。

SPEED: 同期インターフェースの通信速度。この値はインターフェースMIBにセットされ、ルーティングモジュールのメトリック計算などに利用される。有効範囲は0〜10000000。デフォルトは48000。

TXCLOCK: 送信するクロック信号の波形。RISINGかFALLINGから選択する。デフォルトはRISING。



関連コマンド

SHOW SYN




(C) 2002 - 2008 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M3048-01 Rev.M