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CentreCOM AR410 V2 設定例集 2.6 #72
認証サーバー
認証サーバーRADIUS、TACACSの使用方法についてまとめます。
本製品は、ユーザー認証機構として、ルーター内のユーザーデータベース、RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)サーバー、TACACS(Terminal Access Controller Access System)サーバーの3種類をサポートしています。
ログイン名とパスワードを受け取った本製品は、最初にユーザー認証データベースを検索します。マッチするエントリーがあった場合はその時点で認証成功となります。マッチするエントリーがなかった場合はRADIUSサーバーに認証を要求します。RADIUSサーバーが登録されていない、あるいはRADIUSサーバーからRejectが返ってきた場合はTACACSサーバーに認証を要求します。いずれかからAcceptが返ってきた場合は認証成功となります。
以下の例は、RADIUSサーバーのIPアドレスを192.168.10.10、共有パスワードをValid8Meと仮定しています。
■ RADIUSサーバーを登録するには、以下のコマンドを使用します。
ADD RADIUS SERVER=192.168.10.10 SECRET=Valid8Me ↓
■ RADIUSサーバーを削除するには、以下のコマンドを使用します。
DELETE RADIUS SERVER=192.168.10.10 ↓
■ 登録されているRADIUSサーバーの一覧を表示するには、以下のコマンドを使用します。
以下の例は、TACACSサーバーのIPアドレスを192.168.10.10と仮定しています。
■ TACACSサーバーを登録するには、以下のコマンドを使用します。
ADD TACACS SERVER=192.168.10.10 ↓
■ TACACSサーバーを削除するには、以下のコマンドを使用します。
DELETE TACACS SERVER=192.168.10.10 ↓
■ 登録されているTACACSサーバーの一覧を表示するには、以下のコマンドを使用します。
■ TACACSサーバーによる認証のためのタイムアウトとリトライ回数は、以下のように指定します。
以下の例は、認証のタイムアウトを10秒、リトライ回数を7回に設定しています。デフォルトはそれぞれ5秒と3回です。
SET USER TACTIMEOUT=10 TACRETRIES=7 ↓
CentreCOM AR410 V2 設定例集 2.6 #72
(C) 2002 - 2008 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M3048-02 Rev.M
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