[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET DHCP

カテゴリー:IP / IPインターフェース


SET DHCP EXTENDID={ON|OFF}


DHCPクライアントとしての動作時に用いるClient IDの形式を設定する。

本製品のデフォルト状態(EXTENDID=OFF)では、DHCP DiscoverやRequestメッセージのClient IDとして、スイッチ本体のMACアドレス(SHOW SWITCHコマンドで確認可能)を使用する。

複数のVLANインターフェースをDHCPクライアントとして動作させる場合であってもClient IDは同じものが使われるため、複数インターフェースが同じDHCPサーバーを利用する場合は、サーバーが各インターフェースを同一クライアントと見なしてしまい、同じIPアドレスが割り当てられてしまう。

複数のVLANインターフェースが同一のDHCPサーバーを利用する場合は、本コマンドでEXTENDID=ONに設定し、各インターフェースが異なるClient IDを送信するようにすること。



パラメーター

EXTENDID: DHCPメッセージのClient IDとして、標準形式(インターフェースのMACアドレス)を使うか、拡張形式(インターフェース名ごとに異なるID)を使うかを指定する。OFFなら標準形式、ONなら拡張形式を使う。デフォルトはOFF。



関連コマンド

ADD IP INTERFACE
SET IP INTERFACE
SHOW DHCP
SHOW IP INTERFACE



参考

RFC1541, Dynamic Host Configuration Protocol
RFC1542, Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol
RFC2132, DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions


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