[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET FIREWALL POLICY SMTPDOMAIN

カテゴリー:ファイアウォール / アプリケーションゲートウェイ


SET FIREWALL POLICY=policy SMTPDOMAIN={domain-name|NONE}

policy: ファイアウォールポリシー名(1〜15文字。英数字とアンダースコアを使用可能)
domain-name: ドメイン名


SMTPプロキシーにおける「自ドメイン名」を設定する。

内向きSMTPプロキシーは、外部から内部へのSMTPセッションにおいて、宛先アドレス(RCPT TO: )として「自ドメイン」以外が指定されていた場合にセッションを強制終了させる。

一方、外向きSMTPプロキシーは、内部から外部へのSMTPセッションにおいて、送信元アドレス(MAIL FROM: )として「自ドメイン」以外が指定されていた場合にセッションを強制終了させる。

SMTPプロキシーを使用するときは、必ず本コマンドでドメイン名を設定すること。ドメイン名を設定していない場合は、SMTPセッションをいっさい受け付けないので注意。



パラメーター

POLICY: ファイアウォールポリシー名

SMTPDOMAIN: SMTPプロキシーにおける「自ドメイン名」。NONEを指定すると未設定状態になる。ドメイン名が設定されていないときは、SMTPセッションがすべて拒否されるので注意が必要。



入力・出力・画面例

Manager >
Warning (277257): 22-Oct-2001 17:58:01
 SMTP third party relay attack from 11.22.33.1 is underway.



SMTPプロキシーの「自ドメイン名」として「example.com」を設定する。
SET FIREWALL POLICY=foobar SMTPDOAMIN=example.com



備考・注意事項

ドメイン名が設定されていないと、SMTPセッションがすべて拒否されるので注意が必要。



関連コマンド

ADD FIREWALL POLICY PROXY
ADD FIREWALL POLICY SPAMSOURCES
DELETE FIREWALL POLICY PROXY
DELETE FIREWALL POLICY SPAMSOURCES
DISABLE FIREWALL POLICY SMTPRELAY
ENABLE FIREWALL POLICY SMTPRELAY



参考

RFC821, SIMPLE MAIL TRANSFER PROTOCOL


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PN: J613-M3069-03 Rev.L