[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SSH

カテゴリー:運用・管理 / Secure Shell


SSH ipadd USER=username {PASSWORD=password|KEYID=key-id} [COMMAND=string]

ipadd: IPアドレス
username: ユーザー名(1〜15文字。英数字)
password: パスワード(1〜31文字)
key-id: 鍵番号(0〜65535)
string: 文字列(1〜80文字)


SSHサーバーにログインする。またはSSHサーバー上でコマンドを実行させる。

・SSHセッションを終了させるには、接続先ホストからログアウトする。

・SSHセッションから一時的に抜けてプロンプトに戻るには、非同期ポートからログインしている場合は「Break」を送信、Telnetで別ホストからログインしている場合は「Ctrl-P」を入力する。セッションからプロンプトに戻るための文字(アテンションキャラクター)は、SET ASYNコマンドのATTENTIONパラメーターで変更できる。

・一時中断したセッションに戻るには、「Ctrl-X」を何回か押して該当するセッションを表示させ、「Enter」を押す。または、SHOW SESSIONSコマンドでセッションの一覧を確認し、RECONNECTコマンドで再接続する。



パラメーター

USER: ログインユーザー名

PASSWORD: パスワード認証で使うログインパスワード

KEYID: RSA鍵番号。RSA認証で使う自分の秘密鍵番号。RSA認証では、クライアント側にユーザーの秘密鍵、サーバー側にユーザーの公開鍵が必要

COMMAND: SSHサーバー上で実行させるコマンドライン。本パラメーターを指定したときは、コマンド実行後にコネクションが切断される。本パラメーターを指定しなかったときは、SSHサーバーにログインして対話型セッションを開始する。



SSHサーバー192.168.10.1にユーザー名root、パスワード8nyaraでログインする。
SSH 192.168.10.1 USER=root PASSWORD=8nyara

SSHサーバー192.168.10.1にユーザー名root、RSA鍵10番を使ってログインする。
SSH 192.168.10.1 USER=root KEYID=10

SSHサーバー192.168.10.1上で「SHOW IP INTERFACE」を実行し、結果を端末画面に出力させる。
SSH 192.168.10.1 USER=root PASSWORD=8nyara COMMAND="show ssh int"



備考・注意事項

サーバーに初めて接続したときは「Host key not recognised - saved as ssh.key」というメッセージが表示されてセッションが切られるが、これは該当サーバーのホスト鍵を初めて受け取ったことを示すものでエラーではない。その場合、サーバーのホスト鍵が「ssh.key」という名前で自動的に保存されているはずなので、CREATE ENCO KEYコマンドを実行してサーバーのホスト鍵を登録する。このとき鍵のTYPEはRSA、FORMATはSSHを指定する。



関連コマンド

CREATE ENCO KEY
SHOW SSH SESSIONS



参考

The SSH (Secure Shell) Remote Login Protocol, T. Ylonen, 15 November 1995.


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