[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

IPv6/経路制御(スタティック)


IPv6におけるスタティックな経路制御について解説します。

■ スタティック経路を登録するには、ADD IPV6 ROUTEコマンドを使います。たとえば、vlan1側にネットワーク3ffe:b80:3c:11::/64への経路がある場合、次のように指定します。ここでは、ネクストホップアドレスが3ffe:b80:3c:10:200:f4ff:fe12:3456であると仮定しています。


■ PPPインターフェースの方向に経路を設定するときはNEXTHOPに「::」を指定します。あるいは、NEXTHOPパラメーターそのものを省略することもできます。


または


■ デフォルト経路は「0:0:0:0:0:0:0:0/0」、省略して「::/0」で表します。


■ IPv6 over IPv4トンネルインターフェース(VIRT)の方向に経路を設定するときは、NEXTHOPに「::」を指定します。あるいは、NEXTHOPパラメーターそのものを省略することもできます。


または


■ 6to4トンネルインターフェース(VIRT)の方向に他の6to4サイトへの経路を設定するときは、NEXTHOPパラメーターに「::」を指定するか、NEXTHOPパラメーターを省略します。


または


■ 6to4トンネルインターフェース(VIRT)の方向にデフォルト経路を設定するときは、NEXTHOPにリレールーターの6to4用IPv6アドレスを指定します。


■ スタティック経路エントリーを削除するにはDELETE IPV6 ROUTEコマンドを使います。


■ IPv6の経路表を確認するにはSHOW IPV6 ROUTEコマンドを実行します。








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