[index] CentreCOM AR550S コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:ISDN / ISDNコール
SHOW ISDN CALL[={call-id|call-name}]
call-id: コールID(1〜65535)
call-name: コール名(1〜15文字。英数字とアンダースコアを使用可能。大文字小文字を区別しない)
ISDNコールの定義内容、および、通信中の呼に関する情報を表示する。
パラメーター |
CALL: ISDNコール名、または、通信中の呼の番号(SHOW ISDN CALLコマンドで表示されるISDN active callsのIndex値)を指定する。コール名を指定した場合は、ISDNコールの定義内容が表示される。呼番号を指定した場合は、該当する呼の情報が表示される。省略時は、すべてのISDNコールと、すべての通信中の呼の情報が表示される。
入力・出力・画面例 |
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ISDN call detailsセクション | ISDNコールの一覧が表示される |
Name | ISDNコール名 |
Number | 接続先ISDN番号 |
Remote call | リモートコール名 |
State | ISDNコールの有効・無効と呼の方向(IN、OUT)。(E)は有効、(D)は無効を示す |
Precedence | 同時発呼時に発・着どちらを優先するか |
ISDN active callsセクション | 通信中の呼の情報が表示される |
Index | アクティブコール番号 |
Interface | 使用している物理インターフェース(BRI/PRI) |
User | 上位モジュールの識別子とインスタンス番号 |
State | 呼の状態。ON、TRY、WAITのいずれか |
Prec | 発着優先(PRECEDENCE)パラメーターを実際に使用したかどうか |
Call name | ISDNコール名 |
Enabled | ISDNコールの有効・無効 |
Remote call | リモートコール名 |
Called number | 接続先メインISDN番号 |
Calling number | 自局ISDN番号 |
Calling subaddress | 自局サブアドレス |
Direction | 呼の方向 |
Precedence | 同時発呼時に発・着どちらを優先するか |
Required interface | 必ず使用すべき物理インターフェース |
Preferred interface | 優先的に使用すべき物理インターフェース |
Data rate | 発呼時の帯域幅パラメーター。56Kか64K |
Use Data Over Voice | 発呼時の呼設定メッセージで伝達能力として音声を指定するかどうか。Yes(音声)、No(データ) |
Priority | 呼の優先度。コールバンピングで使用 |
Bump delay | コールバンピング有効時に、既存の呼を切断してから、この呼を発呼するまでの待ち時間。単位は0.1秒 |
Holdup time | 呼の最低持続時間 |
Keep call up | 呼を常時接続状態に保つかどうか |
Call back | コールバックの有効・無効 |
Call back delay | 呼を切断してからコールバックするまでの待機時間。単位は0.1秒 |
RN1 | リトライグループ内での再ダイヤル試行回数 |
RT1 | リトライグループ内での再ダイヤル間隔(秒) |
RN2 | リトライグループの数(ただし、初回のリトライグループ(グループ0)は除く) |
RT2 | リトライグループ間の待ち時間(秒) |
Alternate number | 接続先代替ISDN番号 |
Out called subaddress | 発呼時に呼設定メッセージの着サブアドレスIEに設定する値。任意の番号(SUBADDRESSパラメーターを指定した場合)、Local name(自コール名。OUTSUBパラメーターにLOCALを指定した場合)、Remote name(リモートコール名。OUTSUBパラメーターにREMOTEを指定した場合)、-(なし)のいずれか |
Out user data | 発呼時に呼設定メッセージのユーザー間データIEに設定する値。Local name(自コール名。OUTUSERパラメーターにLOCALを指定した場合)、Remote name(リモートコール名。OUTUSERパラメーターにREMOTEを指定した場合)、-(なし)のいずれか |
Out CLI | 発呼時の呼設定メッセージに含める発番号IEと発サブアドレスIEの形式。Calling number(ISDNコールのCALLINGNUMBERとCALLINGSUBADDRESS)、Interface number(Q.931インターフェースの自局番号とサブアドレス)、No number(発番号なし。サブアドレスはQ.931インターフェースの設定値)、-(なし)のいずれか |
In called sub search | 着信呼の検索に着サブアドレスIEを使用するかどうか。使う場合はLocal name(自コール名と同じときにマッチ)、Remote name(リモートコール名と同じときにマッチ)のどちらでチェックするか |
In called sub check | 着信呼の認証に着サブアドレスIEを使用するかどうか。使う場合はLocal name(自コール名と同じときにマッチ)、Remote name(リモートコール名と同じときにマッチ)のどちらでチェックするか |
In user data search | 着信呼の検索にユーザー間データIEを使用するかどうか。使う場合はLocal name(自コール名と同じときにマッチ)、Remote name(リモートコール名と同じときにマッチ)のどちらでチェックするか |
In user data check | 着信呼の認証にユーザー間データIEを使用するかどうか。使う場合はLocal name(自コール名と同じときにマッチ)、Remote name(リモートコール名と同じときにマッチ)のどちらでチェックするか |
In CLI search | 着信呼の検索に発番号IEを使うかどうか |
In CLI check | 着信呼の認証に発番号IEを使うかどうか |
In CLI list | 発番号IE認証で使う発番号リストの番号 |
Match any call | すべての着信呼に応答するかどうか。検索条件に一致するISDNコールがなかった場合に使われる |
User type | 上位インターフェースのバインド方法。ATTACH(ユーザーがコマンドで明示的に作成する)、PPP(着呼時にダイナミックPPPインターフェースを作成する)のどちらか |
PPP template | ダイナミックPPPインターフェース作成時に使うPPPテンプレートの番号。Defaultはデフォルトテンプレート |
Login type | 着信時の認証方式 |
Login username | 着信時にログインユーザー名をどこから取得するか |
Login password | 着信時にログインパスワードをどこから取得するか |
Number of attachments | バインドされている上位モジュールの数 |
User module | バインドされている上位モジュールの名称 |
Attachment | 上位モジュールのインスタンス番号 |
関連コマンド |
ACTIVATE ISDN CALL
ADD ISDN CALL
DEACTIVATE ISDN CALL
DELETE ISDN CALL
DISABLE ISDN CALL
ENABLE ISDN CALL
SET ISDN CALL
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