[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

CREATE STAR

カテゴリー:暗号・圧縮 / STAR鍵交換


CREATE STAR=star-id MODE={MASTER|SLAVE|STANDBY} ENCALGORITHM={DES}

star-id: STARエンティティー番号(0〜255)


リンク暗号化で使う鍵を管理するSTARエンティティーを作成する。

STARエンティティーは、STARモジュールの有効範囲を示すもので、鍵を作成し配布するマスタールーター1台と、鍵の配布を受けるスレーブルーター1台以上で構成される。また、オプションでスタンバイルーター(マスタールーターのバックアップ)を用意することもできる。



パラメーター

STAR: STARエンティティー番号

MODE: STARエンティティーの動作モード。STAR鍵交換における本ルーターの役割を指定する。MASTERを指定した場合は、暗号鍵の生成と配布をつかさどるマスタールーターとして機能する。SLAVEは、マスタールーターから鍵を受け取るスレーブルーターとして機能する。STANDBYは、マスタールーター障害時に代役を務めることのできるスタンバイルーターとして機能する。

ENCALGORITHM: マスターキーテーブルとセッションキーを配布するときに使う暗号アルゴリズム。DESのみをサポートしている。



マスタールーター上でSTARエンティティー「0」を作成する。
CREATE STAR=0 MODE=MASTER ENCALGORITHM=DES

スレーブルーター上でSTARエンティティー「0」を作成する。
CREATE STAR=0 MODE=SLAVE ENCALGORITHM=DES



関連コマンド

DESTROY STAR
DISABLE STAR DEBUGGING
ENABLE STAR DEBUGGING
ENABLE STAR MKTTRANSFER
SET STAR
SHOW STAR
SHOW STAR COUNTERS
SHOW STAR MKTTRANSFER LOG
SHOW STAR NETKEY




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