[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5
モード: BGPモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御(BGP)
(config-router)# bgp nexthop-trigger-count <0-127>
(config-router)# no bgp nexthop-trigger-count
BGPネクストホップトリガー機能を一時的に無効にするための経路変更回数のしきい値を設定する。初期状態では、60回経路変更が発生すると機能を無効にする。
no形式で実行した場合、しきい値を初期状態に戻す。
BGPネクストホップトリガー機能は、BGPプロセスがルーティングテーブルの変更を検出し、それを自身の経路データベースに直ちに反映できるようにする。しかし、この機能有効時に大量の経路変更が発生するとそれがBGP経路データベースにも伝播し、BGPの経路広告を通して、他のASにも伝播する恐れがある。このような問題を軽減するために、本装置では、bgp nexthop-trigger delayコマンドで設定した期間に本コマンドで設定した回数以上の経路変更が発生した場合、一時的にBGPネクストホップトリガー機能を無効にする。
<0-127> |
BGPネクストホップトリガー機能を一時的に無効にするための経路変更回数のしきい値。初期値は60 |
■ 本コマンドはBGPネクストホップトリガー(bgp nexthop-trigger enableコマンド)を有効にしていないと実行できない。また、本コマンド実行後にBGPネクストホップトリガーを無効化すると、本コマンドの設定は初期値に戻る。
router bgp (グローバルコンフィグモード)
|
+- bgp nexthop-trigger-count(BGPモード)
bgp nexthop-trigger delay(グローバルコンフィグモード)
bgp nexthop-trigger enable(グローバルコンフィグモード)
bgp scan-time(BGPモード)
show bgp nexthop-tracking(非特権EXECモード)
(C) 2011 - 2014 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001491 Rev.E