[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

key chain

モード: グローバルコンフィグモード --> キーチェーンモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御（RIP）

(config)# [no] key chain NAME

RIPバージョン2の認証機能で用いるキーチェーン（鍵束。認証鍵のセット）を作成し、キーチェーンを構成する鍵の設定を行うためのキーチェーンモードに移行する。
no形式で実行した場合はキーチェーンおよびキーチェーンを構成する鍵を削除する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。

キーチェーンモードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド（空行でCtrl/Dを押しても同じ）を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド（Ctrl/Zキー）を使う。

パラメーター

NAME	キーチェーン名。最大31文字。大文字小文字を区別する。認証相手と同じでなくてもよい

使用例

■ キーチェーンnet17keysを作成する。

*Router(config)# key chain net17keys ↓ *Router(config-keychain)#

*Router(config)# no key chain net17keys ↓

注意・補足事項

■ キーチェーン名に使用可能な文字は、「運用・管理」/「コマンドラインインターフェース（CLI）」の「使用できる文字」を参照。

■ キーチェーンは128個まで作成可能。

コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- key chain（グローバルコンフィグモード）
         |
         +- key（キーチェーンモード）


関連コマンド

end（任意のコンフィグモード）
exit（任意のモード）
ip rip authentication key-chain（インターフェースモード）
ip rip authentication mode（インターフェースモード）
key（キーチェーンモード）
key-string（キーチェーン・キーモード）
show ip protocols rip（非特権EXECモード）
show running-config（特権EXECモード）

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