[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.0.0

bridge-group pattern-list

モード: インターフェースモード
カテゴリー: ブリッジング / 一般設定


(config-if)# [no] bridge-group <1-255> pattern-list LISTNAME DIR


対象インターフェースにMACアクセスリストを適用し、指定したブリッジグループ内でEthernetフレームのフィルタリングを行うよう設定する(ブリッジフィルターを設定する)。
no形式で実行した場合は、対象インターフェースからMACアクセスリストの適用を解除する。


パラメーター

<1-255> 対象インターフェースが所属するブリッジグループ番号
LISTNAME MACアクセスリスト名
DIR アクセスリストを適用するトラフィックの向き
in 受信トラフィックに適用する
out 送信トラフィックに適用する


使用例

■ ブリッジグループ1に所属しているgigabitEthernet 1インターフェースにMACアクセスリストbr1_ge1_inを適用し、ブリッジグループ1内で受信フレームのフィルタリングを行うよう設定する。

*Router(config)# interface gigabitEthernet 1
*Router(config-if)# bridge-group 1 pattern-list br1_ge1_in in


■ 前記設定を解除する。

*Router(config)# interface gigabitEthernet 1
*Router(config-if)# no bridge-group 1 pattern-list br1_ge1_in in


注意・補足事項

■ 本コマンドは、ブリッジグループに所属しているインターフェースに対してのみ有効。ブリッジグループに所属できる(ブリッジングが可能な)インターフェースは下記のとおり。

■ EtherIPトンネルインターフェースに適用したMACアクセスリストは、EtherIPでカプセル化された内側Ethernetフレームをチェックして転送・破棄を決定する。

■ 1つのインターフェースに適用できるブリッジフィルター用MACアクセスリストは、受信用1個と送信用1個の合計2個。

■ 存在しないアクセスリスト名を指定すると、自装置宛て以外のすべてのフレームが破棄されるので注意すること。

■ 各種機能によるパケット処理順序の詳細については、「付録」の「パケット処理フロー」を参照。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- bridge-group pattern-list(インターフェースモード)


関連コマンド

access-list mac extended(list)(グローバルコンフィグモード)
access-list mac standard(list)(グローバルコンフィグモード)
bridge access-list mac cache size(グローバルコンフィグモード)
bridge access-list mac cache timer(グローバルコンフィグモード)
bridge-group(インターフェースモード)



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