インストール / AMF Securityのインストール
次の手順でAMF Securityをインストールしてください。
仮想環境にインストールする場合は、インストール「AMF Securityのインストール」/「仮想環境にインストールする際のご注意」を参照してください。
- PCサーバーにモニター、キーボードを接続します。
- PCサーバーとモニターの電源をオンにして、AMF SecurityのインストールDVDをDVDドライブに挿入します。
PCサーバーをDVDでブートさせる方法は、ご使用になるPCサーバーのマニュアルを参照してください。
なお、AMF SecurityインストーラーはUEFIによるブートをサポートしていません。PCサーバーのブートローダーは従来のBIOSモードに設定してください。
- モニターに次の画面が表示されたら、「Install AT-SESC」を選択して「Enter」キーを押します。
「Enter」キーを押すとインストールが始まり、PCサーバーのHDDの内容は消去されます。

「Start Recovery Mode」を選択すると、システム設定ファイルの削除やIPアドレスの再設定などを行う「リカバリーモード」が実行されます。詳しくは、付録「リカバリーモード」をご覧ください。
- インストールが始まり、進捗が表示されます。

- インターフェース選択画面が表示されます。
複数のインターフェースがある場合は複数が表示されます。

マネージメントインターフェースとして利用するインターフェースを選択し、「OK」を選択します。
マネージメントインターフェースに指定しなかったインターフェースは、インストール終了後、GUIで設定します。
「Cancel」を選択すると、インターフェースの設定を行わず、システムを再起動します。

ネットワークインターフェースが発見されなかった場合は、インターフェースの設定を終了し、システムを再起動します。
- 管理画面へのアクセスを行うためのIPアドレスを設定します。

PCサーバーのインターフェースに設定するIPアドレスを入力し、「OK」を選択します。
「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
あらかじめ、設定するIPアドレスが使用されていないことをご確認ください。設定されたIPアドレスが既に使用されている場合、AMF Securityを再起動後、インターフェースが無効になり、GUIへのアクセスができなくなります。この場合、インストール手順を最初からやり直すか、リカバリーモードによるIPアドレスの再設定を行う必要があります。
- サブネットマスクを設定します。

サブネットマスクを入力し、「OK」を選択します。
「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
- デフォルトゲートウェイを設定します。

デフォルトゲートウェイを入力し、「OK」を選択します。
「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
- プライマリーDNSサーバーアドレスを設定します。

プライマリーDNSサーバーアドレスを入力し、「OK」を選択します。
「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
- セカンダリーDNSサーバーアドレスを設定します。

セカンダリーDNSサーバーアドレスを入力し、「OK」を選択します。
「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
- 設定を確認します。

ここまでの手順で設定した内容が画面に表示されますので、変更がなければ「Correct」を選択します。
変更が必要な場合は、「Modify」を選択してインターフェース選択画面に戻ります。
- インストールが終了しました。
DVDを取り出して「Enter」キーを押し、PCサーバーを再起動します。

- PCサーバーは再起動し、AMF Securityとして動作を開始します。
これ以降の設定は、設定用コンピューターのWebブラウザーで行います。キーボードやモニターは特に必要ではありません。
AMF Securityは、第三者が触れることができない場所に設置してください。
仮想環境にインストールする際のご注意
AMF Securityを仮想環境にインストールする場合は、下記の設定を満たす仮想マシンを作成してください。
本内容は、動作を保証するものではありません。
VMware vSphere ESXi 6.0(Hypervisor)
- OS:CentOS 4/5/6/7(64bit)
- CPU設定(仮想ソケット数):1
- CPU設定(ソケットあたりのコア数):2
- メモリ:4GB以上
- ハードディスク設定:シックプロビジョニング(Lazy Zeroed)
- NIC設定(NIC数):1~2
- 仮想ディスクサイズ:80GB 以上
- ネットワークアダプター設定:VMXNET 3
VMware vSphere ESXi 6.5(Hypervisor)
- OS:CentOS 4/5/6/7(64bit)
- CPU設定:2
- CPU設定(ソケットあたりのコア数):2
- メモリ:4GB以上
- ハードディスク設定:シックプロビジョニング(Lazy Zeroed)
- NIC設定(NIC数):1~2
- 仮想ディスクサイズ:80GB 以上
- ネットワークアダプター設定:VMXNET 3
VMware vSphere ESXi 6.7(Hypervisor)
- OS:CentOS 7(64bit)
- CPU設定:2
- CPU設定(ソケットあたりのコア数):2
- メモリ:4GB以上
- ハードディスク設定:シックプロビジョニング(Lazy Zeroed)
- NIC設定(NIC数):1~2
- 仮想ディスクサイズ:80GB 以上
- ネットワークアダプター設定:VMXNET 3
VMware vSphere ESXi 7.0(Hypervisor)
- OS:CentOS 7(64bit)
- CPU設定:2
- CPU設定(ソケットあたりのコア数):2
- メモリ:4GB以上
- ハードディスク設定:シックプロビジョニング(Lazy Zeroed)
- NIC設定(NIC数):1~2
- 仮想ディスクサイズ:80GB 以上
- ネットワークアダプター設定:VMXNET 3
Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V
- プロセッサー設定(論理プロセッサー数):2
- 起動メモリ:4096MB以上
- ネットワークアダプター設定:ネットワークアダプター(レガシーネットワークアダプターでないこと)
- ハードドライブ設定:容量可変VHDX 80GB以上
- 仮想マシンの世代:第1世代であること
Microsoft Windows Server 2016 Hyper-V
- プロセッサー設定(論理プロセッサー数):2
- 起動メモリ:4096MB以上
- ネットワークアダプター設定:ネットワークアダプター(レガシーネットワークアダプターでないこと)
- ハードドライブ設定:容量可変VHDX 80GB以上
- 仮想マシンの世代:第1世代であること
Microsoft Windows Server 2019 Hyper-V
- プロセッサー設定(論理プロセッサー数):2
- 起動メモリ:4096MB以上
- ネットワークアダプター設定:ネットワークアダプター(レガシーネットワークアダプターでないこと)
- ハードドライブ設定:容量可変VHDX 80GB以上
- 仮想マシンの世代:第1世代であること