[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7

CREATE IPV6 INTERFACE

カテゴリー:IPv6 / IPv6インターフェース


CREATE IPV6 INTERFACE=vlan-if [DUPTRANS=1..16] [RETRANS=0..4294967200]

vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)


IPv6インターフェースを作成し、リンクローカルアドレスを自動設定する。

作成したIPv6インターフェースにグローバルアドレスを追加するには、ADD IPV6 INTERFACEコマンドを使う。



パラメーター

INTERFACE: インターフェース名

DUPTRANS: 仮のリンクローカルアドレスに対する重複検出(DAD)用近隣要請(NS)パケット送信回数(DupAddrDetectTransmits)。省略時は1

RETRANS: 近隣要請(NS)メッセージの送出間隔。単位はミリ秒。ただし、指定値が100の倍数でない場合は切り上げが行われる(101を指定した場合は200となる)。省略時は0(特に指定しないことを示す)



VLAN white上にIPv6インターフェースを作成し、リンクローカルアドレスを自動設定する。
CREATE IPV6 INT=vlan-white



備考・注意事項

本コマンドはおもに、リンクローカルアドレスのみで運用するインターフェースに対して使う。インターフェースにグローバルアドレスやサイトローカルアドレスを設定する場合、ADD IPV6 INTERFACEコマンドを使えばリンクローカルアドレスも自動設定される。

本製品はRAの受信に対応していないため、グローバルアドレスやサイトローカルアドレスの自動設定はできない。



関連コマンド

ADD IPV6 INTERFACE
DELETE IPV6 INTERFACE
DESTROY IPV6 INTERFACE
SET IPV6 INTERFACE
SHOW IPV6
SHOW IPV6 INTERFACE



参考

RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2461, Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)
RFC2462, IPv6 Stateless Address Autoconfiguration
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
RFC2464, A Method for the Transmission of IPv6 Packets over Ethernet Networks


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