[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:スパニングツリープロトコル / Multiple STP
SET MSTP CIST PORT={port-list|ALL} [PRIORITY=0..255] [INTPATHCOST={1..200000000|DEFAULT}] [EXTPATHCOST={1..200000000|DEFAULT}] [EDGEPORT={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [POINTTOPOINT={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE|AUTO}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
CIST(Common and Internal Spanning Tree)における指定ポートのマルチプルスパニングツリー関連パラメーターを変更する。
パラメーター |
PORT: ポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのポートが対象となる。
PRIORITY: CIST内のトポロジー形成で使用されるポートプライオリティー。小さいほど優先度が高く、ルートポートになる可能性が高くなる。設定できる値の範囲は0〜255だが、実際に使用される値は16の倍数に丸められる(指定値が16の倍数でない場合、指定値よりも小さい直近の倍数が使われる)。デフォルトは128。
INTPATHCOST: CISTリージョナルルート(MSTリージョン内におけるCISTツリーのルートブリッジ)までのパスに対するポート通過コスト。有効範囲は1〜200000000。デフォルトでは、ポートの通信速度に応じた既定値が使われる(別表を参照)。なお、一度値を設定したあとでデフォルト状態に戻すときはキーワードDEFAULTを指定する
EXTPATHCOST: CISTルートブリッジが所属するリージョンまでのパスに対するポート通過コスト。有効範囲は1〜200000000。デフォルトでは、ポートの通信速度に応じた既定値が使われる(別表を参照)。なお、一度値を設定したあとでデフォルト状態に戻すときはキーワードDEFAULTを指定する
EDGEPORT: 該当ポートがエッジポートかどうかを指定する。エッジポートとは、他のブリッジが存在しない末端(エッジ)のLANに接続されているポートのこと。ただし、EDGEPORT=YESを指定した場合でも、同ポートでMSTP BPDUを受信した場合はエッジポートとしては扱われなくなる。デフォルトはNO。
POINTTOPOINT: 該当ポートが他のブリッジとポイントツーポイントで接続されているかどうかを指定する。AUTOを指定した場合は、本製品が自動判別する。デフォルトはAUTO。
10Mbps | 200000〜2000000 | 2000000 |
100Mbps | 20000〜200000 | 200000 |
1000Mbps | 2000〜20000 | 20000 |
関連コマンド |
SHOW MSTP CIST
SHOW MSTP CIST PORT
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