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CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
IPv6/名前解決
- ホストテーブル
IPv6における名前解決(ホスト名からIPv6アドレスを検索すること)について解説します。本製品では、IPv6の名前解決にホストテーブルを使用することができます。
ホストテーブルは、ホスト名とIPv6アドレスの対応付けをスタティックに登録したものです。ホストテーブルは本製品がローカルに保持し、TELNETコマンド、TRACEコマンド、PINGコマンドで使用できます。
■ ホストテーブルにホスト名を登録するにはADD IPV6 HOSTコマンドを使います。次の例では、IPv6アドレス「3ffe:b80:3c:30:290:99ff:fe1b:600a」に「bulbul」という名前を付けています。
ADD IPV6 HOST=bulbul IPADDRESS=3ffe:b80:3c:30:290:99ff:fe1b:600a ↓
■ リンクローカルアドレスを登録するときは、該当ホストがどのインターフェース配下にあるかも指定する必要があります。インターフェースはINTERFACEパラメーターで指定します。次の例では、vlan10に接続されているホストのリンクローカルアドレス「fe80::290:99ff:fe1e:e00a」を「starlingll」という名前でホストテーブルに登録しています。
ADD IPV6 HOST=starlingll IP=fe80::290:99ff:fe1e:e00a INTERFACE=vlan10 ↓
■ ホストテーブルからエントリーを削除するにはDELETE IPV6 HOSTコマンドを使います。
DELETE IPV6 HOST=bulbul ↓
■ ホストテーブルの内容を確認するにはSHOW IPV6 HOSTコマンドを使います。
■ IPv4のホストテーブルとIPv6のホストテーブルに同じ名前が登録されている場合、使用するコマンドによってIPv4とIPv6のどちらのアドレスを使うかが異なります。
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PN: J613-M0249-11 Rev.J