[index] CentreCOM 9600/8600シリーズ コマンドリファレンス 2.2
カテゴリー:IP / 経路制御(OSPF)
対象機種:8624、9606
SET OSPF AREA={BACKBONE|area-number} [AUTHENTICATION={NONE|PASSWORD}] [STUBAREA={ON|OFF|YES|NO|TRUE|FALSE}] [STUBMETRIC=0..16777215] [SUMMARY={SEND|NONE|OFF|NO|FALSE}]
area-number: OSPFエリアID(a.b.c.dの形式)
OSPFエリアの設定パラメーターを変更する。
パラメーター |
AREA: エリアID。0.0.0.0(バックボーンエリア)はキーワード「BACKBONE」で指定することもできる。
AUTHENTICATION: エリア内での認証方式。NONE(無認証)とPASSWORD(簡易パスワード)がある。実際のパスワードはインターフェースごとに設定する(ADD OSPF INTERFACEコマンド)。デフォルトはNONE。
STUBAREA: 対象エリアをスタブエリアにするかどうか。ON、YES、TRUE(スタブエリアにする)およびOFF、NO、FALSE(スタブエリアにしない)はそれぞれ同じ意味。スタブエリアはAS外部の経路情報を持たないエリアで、AS外部へのトラフィックはすべてデフォルトルートに送られる。バックボーン(0.0.0.0)エリアと仮想リンクの通過エリアでは必ずOFFに設定すること。また、スタブエリア内に複数のOSPFルーターが存在する場合は、STUBAREAパラメーターの設定を同じにすること。バックボーンエリアのデフォルトはOFF、その他のエリアのデフォルトはON。
STUBMETRIC: スタブエリア内に通知するデフォルトルート(デフォルトサマリーLSA)のメトリック。デフォルトは50000。本パラメーターはスタブエリアのエリア境界ルーター(ABR)でのみ有効。
SUMMARY: スタブエリア内にデフォルトルート以外の経路情報を通知するかどうか。SENDを指定した場合は、デフォルト以外のエリア情報もサマリーLSAでスタブエリア内に通知される。NONEを指定した場合は、デフォルトのサマリーLSAだけがABRによってスタブエリア内に通知される。NONE、OFF、NO、FALSEは同義。デフォルトはNONE。
関連コマンド |
ADD OSPF AREA
ADD OSPF RANGE
DELETE OSPF AREA
DELETE OSPF RANGE
SET OSPF RANGE
SHOW OSPF AREA
SHOW OSPF RANGE
参考 |
RFC2328, OSPF Version 2
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PN: J613-M0522-00 Rev.C