[index] CentreCOM 9600/8600シリーズ コマンドリファレンス 2.2
カテゴリー:スイッチング / スパニングツリープロトコル
対象機種:8624、9606
SET STP={stpname|ALL} [FORWARDDELAY=4..30] [HELLOTIME=1..10] [MAXAGE=6..40] [PRIORITY=0..65535] [DEFAULT]
stpname: STPドメイン名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
STPドメインのスパニングツリーパラメーターを変更する。
パラメーター |
STP: STPドメイン名。ALLを指定した場合はすべてのSTPドメインが対象となる。
FORWARDDELAY: フォワードディレイタイム。ネットワーク構成の変更後に、ルートブリッジ内のポートがリスニングからラーニング、ラーニングからフォワーディング状態に遷移するまでの時間(秒)を示す。デフォルトは15秒。
HELLOTIME: ハロータイム。ルートブリッジがBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送信する間隔(秒)。デフォルトは2秒。
MAXAGE: 最大エージタイム。ルートブリッジからBPDUが届かなくなったことを認識するまでの時間(秒)。この時間内にBPDUを受信できなかった場合、STPD内の各ブリッジはスパニングツリーの再構成を開始する。2×(HELLOTIME + 1) 以上、かつ、2× (FORWARDDELAY - 1) 以下でなくてはならない。デフォルトは20秒。
PRIORITY: ブリッジプライオリティー。小さいほど優先度が高く、ルートブリッジになる可能性が高くなる。デフォルトは32768。
DEFAULT: 各パラメーターをデフォルト値に戻したいときに指定する。FORWARDDELAY、HELLOTIME、MAXAGE、PRIORITYパラメーターと同時に指定することはできない。
例 |
■ STPドメイン「foobar」のパラメーターをデフォルト値に戻す。
SET STP=foobar DEFAULT
関連コマンド |
PURGE STP
RESET STP
SET STP PORT
SHOW STP
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