[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:スイッチング / DHCP Snooping
ADD DHCPSNOOPING BINDING[=macadd] INTERFACE=vlan-if IP=ipadd PORT=port-number
macadd: MACアドレス(xx-xx-xx-xx-xx-xxの形式)
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)
ipadd: IPアドレス
port-number: スイッチポート番号(1〜)
DHCP Snoopingテーブル(バインディングデータベース)にスタティックエントリー(IPアドレスを固定的に設定しているクライアントの情報)を追加する。
パラメーター |
BINDING: クライアントのMACアドレス
INTERFACE: クライアントの所属VLAN
IP: クライアントのIPアドレス
PORT: クライアントが接続されているスイッチポート
例 |
■ IPアドレス192.168.10.5、MACアドレス00-00-00-00-00-01のクライアントをバインディングデータベースにスタティック登録する。所属VLANは「default」、接続するスイッチポートは5とする。
ADD DHCPSNOOPING BINDING=00-00-00-00-00-01 INTERFACE=vlan-default IP=192.168.10.5 PORT=5
備考・注意事項 |
デフォルト設定では、ポートあたり1つしかスタティックエントリーを登録できない。1つのポートに複数のスタティックエントリーを登録したいときは、SET DHCPSNOOPING PORTコマンドのMAXLEASESパラメーターの値を増やす必要がある。
MACアドレス無指定のスタティックエントリーを追加する場合は、DHCP Snoopingのオプション機能であるARPセキュリティーを有効化してはならない(デフォルトは無効。有効時はDISABLE DHCPSNOOPING ARPSECURITYコマンドで無効化できる)。
関連コマンド |
DELETE DHCPSNOOPING BINDING
DISABLE DHCPSNOOPING ARPSECURITY
SET DHCPSNOOPING PORT
SHOW DHCPSNOOPING DATABASE
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