[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9

ENABLE SWITCH LOOPDETECTION

カテゴリー:スイッチング / ポート


ENABLE SWITCH LOOPDETECTION=LDF [PORT={port-list|ALL}] [ACTION={NONE|DISABLEPORT|LINKDOWN}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


指定したスイッチポートでループガード(LDF検出)機能を有効にする。デフォルトは無効。



パラメーター

LOOPDETECTION: ループ検出方式。LDF(LDF検出)しかサポートしていないが省略はできない。

PORT: ポート番号。省略時およびALL指定時はすべてのポートが対象となる。

ACTION: ループを検出した場合の動作(アクション)。NONE(ループ検出時のログ記録のみ)、DISABLEPORT(ポートをディセーブルにする。また、ループ検出時と動作実行時にログを記録する)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる。また、ループ検出時と動作実行時にログを記録する)から選択する。これらの動作は、SET SWITCH LOOPDETECTIONコマンドのPDTOパラメーターで指定した時間が経過すると自動的にアクション実行前の状態に戻る。また、自動復帰前であっても、ENABLE SWITCH PORTコマンドを用いて任意の時点でアクション実行前の状態に戻すことができる。デフォルトはNONE。



備考・注意事項

・ACTIONパラメーターの指定値は、PORTパラメーターの指定値にかかわらずシステム全体(すべてのポート)に適用される(ループ検出時の動作はシステム全体で1つしか設定できないため)。

・ループ検出後のアクションの副次的な作用として、アクションが実行されるときと実行前の状態に戻るときにSNMPのリンクトラップが出力される。

・スイッチポート単位で設定する機能のうち、同一ポート上でLDF検出と併用できるのは次の機能のみ。なお、これら併用可能な機能にも注意事項がある。詳細は「スイッチング」/「ポート」の解説編を参照。
- ポートトランキング・LACP
- タグVLAN
- スパニングツリープロトコル(STP/RSTP)
- ポート認証(802.1X認証、MACベース認証)



関連コマンド

DISABLE SWITCH LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH PORT
SET SWITCH LOOPDETECTION
SHOW SWITCH LOOPDETECTION
SHOW SWITCH LOOPDETECTION COUNTER




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