[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:スイッチング / ポート
SET SWITCH LOOPDETECTION=LDF [ACTION={NONE|DISABLEPORT|LINKDOWN}] [LDFINTERVAL=10..1000000] [PDTO={1..86400|NONE}] [SECURE={ON|OFF}]
ループガード(LDF検出)機能のグローバル設定パラメーターを変更する。
パラメーター |
LOOPDETECTION: ループ検出方式。LDF(LDF検出)しかサポートしていないが省略はできない。
ACTION: ループを検出した場合の動作(アクション)。NONE(ループ検出時のログ記録のみ)、DISABLEPORT(ポートをディセーブルにする。また、ループ検出時と動作実行時にログを記録する)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる。また、ループ検出時と動作実行時にログを記録する)から選択する。これらの動作は、SET SWITCH LOOPDETECTIONコマンドのPDTOパラメーターで指定した時間が経過すると自動的にアクション実行前の状態に戻る。また、自動復帰前であっても、ENABLE SWITCH PORTコマンドを用いて任意の時点でアクション実行前の状態に戻すことができる。デフォルトはNONE。
LDFINTERVAL: LDF(Loop Detection Frame)の送信間隔(秒)。一斉送信を避けるため、各ポートはタイミングをずらしてLDFを送信する。SECUREオプションをONにしているときはさらに、この値がLDFの有効時間にもなる。デフォルトは120。
PDTO: ACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間(秒)。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない(ENABLE SWITCH PORTコマンドで復帰可能)。デフォルトは300。
SECURE: 古いLDFを破棄するかどうか。ONの場合、受信したLDFに含まれるIDが、保持している送信済みLDF IDのリストに含まれているかどうかをチェックし、含まれていない場合は該当LDFを無効と見なして破棄する。IDはLDFを送信するたびに変更されるため、送信したLDFの有効時間はLDFの送信間隔(LDFINTERVALパラメーター)の値となる。デフォルトはOFF。
備考・注意事項 |
・ループ検出後のアクションの副次的な作用として、アクションが実行されるときと実行前の状態に戻るときにSNMPのリンクトラップが出力される。
関連コマンド |
ENABLE SWITCH LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH PORT
SHOW SWITCH LOOPDETECTION
SHOW SWITCH LOOPDETECTION COUNTER
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