[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:IP / Pingポーリング
SHOW PING POLL[=poll-id] [COUNTER] [FULL] [STATE={UP|DOWN|CRITICAL}]
poll-id: PingポーリングID(1〜250)
Pingポーリングの設定または統計カウンターを表示する。
パラメーター |
POLL: PingポーリングID。指定時は、指定したIDの設定が詳細に表示される。省略時は全IDの設定が簡潔に一覧表示される。
COUNTER: ポーリングカウンターを表示する。POLLパラメーターにIDを指定したとき、または、FULLオプションを指定した場合だけ有効。
FULL: POLLパラメーターにIDを指定しなかった場合に、全IDの詳細情報を表示する。POLLパラメーターにIDを指定した場合は、本パラメーターの有無は意味を持たない。
STATE: 指定した状態にあるものだけを表示させたいときに指定する。UP(Up)、DOWN(Down)、CRITICAL(Critical UpとCritical Down)のどれかを指定する。省略時は状態にかかわらずすべてのIDが対象になる。
入力・出力・画面例 |
|
ID | PingポーリングID |
State | 対象機器の状態(Up、Critical Up、Critical Down、Down) |
Destination | 対象機器のIPアドレス |
upCountCurrent | 「応答あり」の連続回数。「Down」状態、「Critical Down」状態から「Up」状態に遷移するには、本カウンターの値がUpcountに達する必要がある。1度でも無応答があると、本カウンターはゼロになる |
Upcount | 「Down」状態、「Critical Down」状態から「Up」状態に遷移するために必要な連続した「応答あり」の回数 |
failCountCurrent | 直前のSamplesize回における「無応答」の回数。本カウンターの値がFailcountに達すると、「Down」状態に遷移する |
Failcount/Sample Size | 「Up」状態、「Critical Up」状態から「Down」状態に遷移するために必要な「無応答」の回数(Failcount)と、到達性判断のために結果(応答、無応答)を保持しておくPingパケットの数(Sample Size) |
Poll | PingポーリングID |
Destination IP address | 対象機器のIPアドレス |
Description | メモ |
State | 対象機器の状態(Up、Critical Up、Critical Down、Down)。ポーリングが停止状態のときは「-」と表示される |
Poll enabled | ポーリングを実行中かどうか。Yes(実行中)、No(停止中)のどちらか |
Normal interval (seconds) | 「Up」状態におけるポーリング間隔(秒) |
Critical interval (seconds) | 「Up」状態以外(Critical Up、Critical Down、Down)におけるポーリング間隔(秒) |
Samplesize | 到達性判断のために結果(応答、無応答)を保持しておくPingパケットの数 |
Failcount | 「Up」状態、「Critical Up」状態から「Down」状態に遷移するために必要な「無応答」の回数 |
Upcount | 「Down」状態、「Critical Down」状態から「Up」状態に遷移するために必要な連続した「応答あり」の回数 |
Timeout (seconds) | Pingパケットの応答待ち時間(秒) |
Source IP address | Pingパケットの始点IPアドレス。未指定(システムが自動的に判断)のときは「-」と表示される |
Length (bytes) | Pingパケットのデータ長(バイト) |
upStateEntered | 「Down」状態、「Critical Down」状態から「Up」状態に遷移した回数(DEVICEUP = 到達性回復イベントの発生回数)。 |
downStateEntered | 「Up」状態、「Critical Up」状態から「Down」状態に遷移した回数(DEVICEDOWN = 到達性喪失イベントの発生回数) |
pingsSent | 送信したPingパケットの総数 |
pingsFailedUpstate | 「Up」状態、「Critical Up」状態のときに発生した無応答の回数 |
pingsFailedDownstate | 「Down」状態、「Critical Down」状態のときに発生した無応答の回数 |
upCountCurrent | 「応答あり」の連続回数。「Down」状態、「Critical Down」状態から「Up」状態に遷移するには、本カウンターの値がUpcountに達する必要がある。1度でも無応答があると、本カウンターはゼロになる |
failCountCurrent | 直前のSample Size回における「無応答」の回数。「Up」状態、「Critical Up」状態において、本カウンターの値がFailcountに達すると、「Down」状態に遷移する |
関連コマンド |
ADD PING POLL
DISABLE PING POLL
ENABLE PING POLL
RESET PING POLL
SET PING POLL
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
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