[index] CentreCOM 8724XL/8748XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IPv6 / 近隣探索
備考:フィーチャーライセンス AT-FL-13 が必要
SET IPV6 ND INTERFACE=vlan-if [DUPTRANS=1..16] [HOP=1..255] [LIFE=0|4..9000] [MAXAINT=4..1800] [MCONF={YES|NO}] [MINAINT=3..1350] [MTU=1280..65535] [OCONF={YES|NO}] [REACH=0..3600000] [RETRANS=0..4294967295]
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)またはトンネルインターフェース(VIRTn)。ただし、通常VIRTnを指定することはない
近隣探索プロトコルの動作を規定する各種パラメーター(タイマーなど)を変更する。
各パラメーターはインターフェースごとに設定する。パラメーターは、指定インターフェースから送信する近隣要請(NS)、ルーター通知(RA)メッセージに反映される。
パラメーター |
INTERFACE: IPv6インターフェース名
DUPTRANS: 仮のリンクローカルアドレスに対する重複検出(DAD)用近隣要請(NS)パケット送信回数(DupAddrDetectTransmits)。省略時は1
HOP: ルーター通知(RA)のCur Hop Limitフィールドに設定する値(AdvCurHopLimit)。省略時は255
LIFE: ルーター通知(RA)のRouter Lifetimeフィールドに設定する値(AdvDefaultLifetime)。単位は秒。有効な値は0またはMAXAINT〜9000。0はデフォルトルーターにはならないことを示す。省略時は1800
MAXAINT: 定期的なルーター通知(RA)の最大送信間隔(MaxRtrAdvInterval)。単位は秒。省略時は600
MCONF: ルーター通知(RA)のMフラグ(Managed address configurationフラグ)を立てるかどうか(AdvManagedFlag)。YESはフラグを立てる。NOはフラグを立てない。省略時はNO
MINAINT: 定期的なルーター通知(RA)の最小送信間隔(MinRtrAdvInterval)。単位は秒。省略時は200
MTU: ルーター通知(RA)のMTUオプションで通知するリンクMTU(AdvLinkMTU)。省略時は0(通知しない)
OCONF: ルーター通知(RA)のOフラグ(Other stateful configurationフラグ)を立てるかどうか(AdvOtherConfigFlag)。YESはフラグを立てる。NOはフラグを立てない。省略時はNO
REACH: ルーター通知(RA)のReachable Timeフィールドに設定する値(AdvReachableTime)。単位はミリ秒。省略時は0(未指定)
RETRANS: 本製品が送信するルーター通知(RA)のRetrans Timerフィールドに設定する値(AdvRetransTimer)。この値は近隣要請(NS)メッセージの送出間隔を指定するもので、単位はミリ秒。ただし、指定値が100の倍数でない場合は切り上げが行われる(101を指定した場合は200となる)。省略時は0(特に指定しないことを示す)
関連コマンド |
ADD IPV6 INTERFACE
CREATE IPV6 INTERFACE
SHOW IPV6
SHOW IPV6 NDCONFIG
参考 |
RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2461, Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)
RFC2462, IPv6 Stateless Address Autoconfiguration
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
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