仕様
Q.1
  8700・8600シリーズからのリプレイスを検討しています。注意することはありますか。  
A.1
  本製品と 8700・8600シリーズではサポートしている機能が異なります。必ず、要件を満たせるか、確認してください。
また設定コマンドは異なるものがあります。8700/8600シリーズの設定ファイルを転送して使用することはできません。
 
Q.2
  UDPブロードキャストヘルパーをサポートしていますか。  
A.2
  はい、サポートしています。  
Q.3
  ディレクティドブロードキャストパケットの転送はできますか。  
A.3
  残念ながらできません。  
 運用・管理・設定全般
Q.4
  設定に必要なものや設定方法の流れを教えてください。  
A.4
  取扱説明書にご案内しています。 取扱説明書はこちらでもご覧いただけます。

なお デフォルトでは、IPアドレスが設定されていません。
初めて設定する場合は、コンソール接続ができる端末とVT-Kit2 (RS-232ケーブル(RJ-45/D-Sub 9ピン)) が必要です。
VT-Kit2 は別売製品になりますので、必要に応じてご購入ください。
 
Q.5
  各種設定例はありますか。  
A.5
  簡単な設定例を、取扱説明書、コマンドリファレンスの各機能の概要などでご案内しています。
取扱説明書、コマンドリファレンスはこちらをご参照ください。
 
Q.6
  テキストエディタ機能(EDITコマンド)は内蔵されていますか。  
A.6
  いいえ、残念ながらテキストエディタ機能はありません。
外部端末で設定ファイル(CONFIG)を作成してダウンロードするか、コマンドラインから直接設定してください。
 
Q.7
  設定変更後、設定内容を保存しておく必要がありますか。  
A.7
  はい、必要です。
以下のコマンドで設定を保存してください。
 CREATE CONFIG=test01.cfg (スクリプトファイル名を test01.cfg とする場合)
また次回起動時にこの設定を適用する場合には、以下のコマンドで起動スクリプトを指定してください。
 SET CONFIG=test01.cfg

詳細は取扱説明書をご参照ください。取扱説明書はこちらでもご覧いただけます。
 
Q.8
  設定を購入時の状態に戻す方法を教えてください。  
A.8
  以下のコマンドで起動スクリプトを読み込まずに本製品を起動することが可能です。
   SET CONFIG=NONE
   RESTART REBOOT
本コマンドで再起動後、初期設定で動作します。
詳細は取扱説明書をご参照ください。取扱説明書はこちらでもご覧いただけます。
 
Q.9
  設定(変更)後にシステムの再起動は必要ですか。  
A.9
  コマンドラインから直接変更した場合は内容が即時反映されるため、再起動の必要はありませんが、 設定を保存するために CREATE CONFIG コマンドが必要です。
設定ファイル(CONFIG)をダウンロードした場合は設定内容を反映させるためにシステムの再起動が必要です。

詳細は取扱説明書をご参照ください。取扱説明書はこちらでもご覧いただけます。
 
Q.10
  動作中(運用中)に設定を変更することはできますか。  
A.10
  コマンドラインから直接設定を変更した場合、設定内容は即時変更されます。
リモートで操作する場合、変更内容によってはセッションが切断される恐れがありますのでお勧めできません。 またローカルで変更する場合も、変更内容によっては動作中の通信に支障を来す恐れがありますので充分ご注意ください。運用中の設定変更は、お客様のご判断でお願いいたします。
 
Q.11
  設定内容(スクリプト)を端末などに保存しておくことはできますか。  
A.11
  はい、可能です。
TFTP または Xmodem により可能です。操作方法は取扱説明書をご参照ください。
取扱説明書はこちらでもご覧いただけます。
 
Q.12
  外部端末に保存しておいた設定内容(スクリプト)を本体に読み込ませ、設定することはできますか。  
A.12
  はい、可能です。
TFTP, HTTP または Xmodem により可能です。操作方法は取扱説明書をご参照ください。
取扱説明書はこちらでもご覧いただけけます。
 
Q.13
  現在の動作している設定内容(スクリプト)を確認するコマンドを教えてください。  
A.13
  SHOW CONFIG DYNAMIC コマンドで設定内容を確認することが可能です。
SHOW CONFIG コマンドで起動スクリプトファイル名を確認することが可能です。
 
Q.14
  コンソール(ログインセッション)のタイムアウト時間を設定するコマンドを教えてください。  
A.14
  SET SWITCH CONSOLETIMER コマンドでコンソールのタイムアウト時間を設定することが可能です。
詳細はこちらのコマンドリファレンスをご参照ください。
 
Q.15
  同時に、複数の Managerレベルのユーザーが本製品にログインできますか。  
A.15
  いいえ、できません。本製品へのログインの同時セッション数は 1つです。  
 MIB について
Q.16
  プライベートMIB はどこで入手できますか。  
A.16
  こちら から入手いただけます。  
Q.17
  プライベートMIBのコンパイル方法を教えてください。  
A.17
  MIBのコンパイル方法はご使用のネットワークマネージメントソフトウェアのマニュアルをご覧ください。  
 スイッチング
Q.18
  ポートの通信速度/通信モードを固定設定したところ、LINK がとれなくなりました。  
A.18
  本製品は AutoMDI を搭載していますが、オートネゴシエーション設定時のみのサポートとなります。
固定に設定した場合はデフォルトで MDI-X となります。(設定変更は可能です。) ケーブル(ストレート/クロス)をご確認ください。
 
 ハードウェアパケットフィルター / QoS
Q.19
  フィルターや QoS の動作状況をコマンドで確認できますか。  
A.19
  残念ながらできません。  
 IP
Q.20
  本製品にIPアドレスを設定するコマンドを教えてください。  
A.20
  ADD IP INTERFACE コマンドです。
 (例) 本製品の VLAN10 に 192.168.10.10 を割り当てる。
  ADD IP INT=vlan10 IP=192.168.10.10 MASK=255.255.255.0

なお、本製品に TELNET や SNMP 接続を行うためには、ローカルIPインターフェースの設定が必要です。ローカルIPインタフェースは SET IP LOCAL コマンドで設定します。本コマンドを入力する前に、このVLANにIPアドレスを設定してください。

 (例) VLAN10 をマネージメントポートの所属するVLANに設定する
  SET IP LOCAL INTERFACE=VLAN10

詳細はこちらのコマンドリファレンスをご参照ください。
 
Q.21
  ひとつのVLANインタフェースに複数のIPアドレスを設定することはできますか。  
A.21
  いいえ、できません。  
Q.22
  VLAN を設定している場合、本製品へのリモート接続はどの VLAN からできますか。  
A.22
  すべてのVLANからローカルIPインターフェースへの接続が可能です。ただし、このときローカルIPインタフェースがアップしている必要があります。  
Q.23
  複数のVLANにローカルIPインタフェースを設定することはできますか。  
A.23
  いいえ、できません。  
Q.24
  ローカルIPインターフェースを確認する方法を教えてください。  
A.24
  SHOW IP INTERFACE コマンドです。

eth0 がローカルIPインタフェースアドレスです。
詳細はこちらのコマンドリファレンスをご参照ください。
 
 DHCPサーバー
Q.25
  一部の端末がアドレスを取得できません。  
A.25
  ファイアウォール機能などでPINGに応答しないDHCPクライアントがある環境では、アドレスの配布に失敗することがあります。以下のコマンドでIPアドレスの使用状況確認をARPで行うよう変更して改善がみられるか、ご確認ください。

SET DHCP RANGE=range PROBE=ARP
 
 ログ
Q.26
  ログをPC上に取得する方法を教えてください。  
A.26
  ターミナルソフトにより操作方法が異なります。
こちらをご覧下さい。
 
Q.27
  ログの見方がわかりません。解説はありますか。  
A.27
  こちらのコマンドリファレンスでご案内しております。(運用・管理/ログ - 資料編)  
 トラブルシューティング
Q.28
  起動時に「LOGIN:」と表示されません。  
A.28
  以下をご確認ください。
・リターンキーを数回押してみてください。
・本製品の電源ケーブルが正しく接続されていますか。
・コンソールケーブルが正しく接続されていますか。
・VT-Kit2 を使用しているか確認してください。

VT-Kit2 以外のケーブルを使用している場合、起動時メッセージが表示されるが、 ログインプロンプトが表示されないもしくは、キー入力ができない場合があります。 本製品のコンソール接続には、必ず VT-Kit2 を使用してください。
 
Q.29
  コンソールで文字化けして表示されます。  
A.29
  以下をご確認ください。
・ターミナルソフトの通信速度が9,600bpsに設定されていますか。
 
Q.30
  本製品に Ping は通りますが、TELNET や SNMP ができません。  
A.30
  以下をご確認ください。
  • ローカルIPインタフェースは設定されていますか。
  • マネージメントアクセスコントロールが設定されていませんか。
  • 他の端末からログインしていませんか。同時にログイン可能なManagerレベルの
    ユーザー数は1つです。
 
Q.31
  SET CONFIG=NONE コマンドで起動スクリプトを「なし」に設定していますが 直前の設定が読み込まれているようです。  
A.31
  SHOW FILE コマンドで boot.cfg ファイルがないかご確認ください。
SET CONFIG=NONE コマンドで起動スクリプトを「なし」に設定しても、 「boot.cfg」という名前のファイルが存在すると、起動時に自動実行されます。

デフォルトでは起動時設定ファイルに「boot.cfg」が指定されていますが、 ファイルシステム上に「boot.cfg」ファイルは存在していません。 この状態でSAVE CONFIGURATION コマンドを実行すると、自動的に「boot.cfg」が作成され、 設定が保存されます。 初期化するためには DELETE FILE=BOOT.CFG コマンドで boot.cfg を削除し、再起動してください。 また次回設定を保存する場合には CREATE CONFIG コマンドで設定ファイルを作成してください。
 
Q.32
  パスワードを忘れてしまいLOGINすることができません。  
A.32
  大変申し訳ございませんが、パスワード忘却は無償保証の対象外とさせていただいております。
有償にて製品を初期化いたしますので、弊社サポートセンターまでご連絡お願いいたします。詳細はこちらを参照ください。
 
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