[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:スイッチング / スパニングツリープロトコル(STP/RSTP)
ADD STP=stpname VLAN={vlanname|2..4094}
stpname: STPドメイン名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
vlanname: VLAN名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
ユーザー定義のSTPドメインにVLANを所属させる。
STPドメインには、デフォルトで存在する「default STP」(削除不可)と、CREATE STPコマンドで作成したユーザー定義のSTPドメインがある。
・VLAN defaultはつねにdefault STPの所属となり、他のSTPに所属させることはできない。
・CREATE VLANコマンドで作成したユーザー定義のVLANも、本コマンドで所属を変えない限りdefault STPの所属となる。
・ユーザー定義STPドメインから削除されたVLANはdefault STPの所属に戻る。
・他のユーザー定義STPに所属しているVLANの所属を本コマンドで変えることはできない。その場合、いったんSTPからVLANを削除し(default STP所属に戻し)、その後本コマンドを実行する。
・スイッチポートは複数のSTPドメインに所属することはできない。VLAN内に、複数VLANに所属するポートが1つでも含まれている場合、そのVLANをdefault以外のSTPドメインに参加させることはできない。そうしたVLANでは、default STPを使う必要がある(VLANはデフォルトでdefault STP所属となる)。
パラメーター |
STP: STPドメイン名。defaultは指定できない。ユーザー定義のSTPドメインからdefault STPに戻したいときは、DELETE STP VLANコマンドを使って、該当VLANをユーザー定義STPの所属からはずせばよい。
VLAN: VLAN名またはVLAN ID(VID)
例 |
■ STPドメイン「mystp」にVLAN whiteを追加する。
ADD STP=mystp VLAN=white
関連コマンド |
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