[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7
備考:フィーチャーライセンス AT-FL-13 が必要
MLD(Multicast Listener Discovery。マルチキャスト受信者探索)は、LAN上のIPv6ルーターがIPv6ノードとメッセージを交換しあい、LAN上にどのマルチキャストグループの受信希望者(メンバー)がいるかを把握するためのプロトコルです。MLDは、IPv4におけるIGMP(Internet Group Management Protocol)のIPv6版といえます。
ルーターはMLDを通じて得た情報をもとに、他のルーターから受け取ったマルチキャストパケットを配下のLANに転送するかどうか判断したり、他のルーターに対して特定グループ宛てのパケットを配送してくれるよう依頼したりします。
通常、MLDはマルチキャスト経路制御プロトコル(PIM6-SM)と組み合わせて使います。デフォルトでは、MLDは無効になっています。
本製品をMLD Querierとして動作させるための設定手順は次のとおりです。MLDを使用するには、IPv6の基本設定が必要です。以下の説明では、IPv6インターフェースの設定までは完了しているものと仮定します。
ENABLE IPV6 MLD ↓
ENABLE IPV6 MLD INTERFACE=vlan-white ↓
(C) 2000 - 2006 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M6873-04 Rev.E