[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1

channel-group

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / リンクアグリゲーション(IEEE 802.3ad)


(config-if)# channel-group <1-65535>

(config-if)# no channel-group


対象スイッチポートを指定したLACPチャンネルグループ(自動設定のトランクグループ)に所属させる。
no形式で実行した場合は対象ポートをLACPチャンネルグループから脱退させる。

同じLACPチャンネルグループに所属するポートには、同一のポート鍵が割り当てられる。


パラメーター

<1-65535> LACPチャンネルグループ番号


使用例

■ ポート1.0.1〜1.0.4でLACPチャンネルグループ1を構成する。

awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.4
awplus(config-if)# channel-group 1


■ ポート1.0.4をLACPチャンネルグループから取り除く。

awplus(config)# interface port1.0.4
awplus(config-if)# no channel-group



注意・補足事項

■ LACPチャンネルグループは、通常のスイッチポートとほぼ同様に扱うことができる。したがって、スイッチポートを対象とする各種コマンドは、LACPチャンネルグループに対してもほぼ同じように使える。各種コマンドでLACPチャンネルグループを指定するときは、「poX」(Xは本コマンドで指定したLACPチャンネルグループ番号)という形式の名前を使う。

ただし、LACPチャンネルグループ上では使用できない機能や、設定・使用時に注意を要する機能もある。詳細は「インターフェース」/「リンクアグリゲーション(IEEE 802.3ad)」の「他機能との併用について」を参照。

なお、「poX」を指定してインターフェースモードに入り、インターフェースモードのコマンドを実行した場合であっても、ランニングコンフィグ上では該当トランクグループの全所属ポートに対する設定に変換される。

■ LACPチャンネルグループの設定を行うときは、あらかじめすべての所属ポートを、同一VLAN所属、かつ、同一タグ設定(accessかtrunk)にしておく必要がある。

■ 作成できるトランクグループ(チャンネルグループ)の数は最大32(手動設定と自動設定の合計)。

■ 1つのLACPチャンネルグループで同時に動作可能なポートの数は最大8。ただし、冗長性を高めるため、9ポート以上(上限なし)設定しておくことも可能(この場合、既定の選択基準によりアクティブなメンバーポートが8ポート選ばれ、残りのポートはスタンバイ状態となる)。

■ LACPチャンネルグループではポート番号のもっとも小さいポートが「ベースポート」になるが、LACPチャンネルグループを作成した後でベースポートを変更することはできない。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- channel-group(インターフェースモード)


関連コマンド

show etherchannel(特権EXECモード)
show port etherchannel(特権EXECモード)



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