[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1

switchport mode

モード: インターフェースモード
カテゴリー: L2スイッチング / バーチャルLAN

(config-if)# switchport mode {access|trunk} [ingress-filter {enable|disable}]

(config-if)# no switchport trunk

対象スイッチポートのVLANタグ設定を変更する。
「no switchport trunk」は「switchport mode access」と同じ意味。
初期設定はタグなし（アクセスポート）。

VLANタグ設定を変更した直後、対象ポートの所属VLANは次のとおりとなる。

• タグなし（access） → タグ付き（trunk）に変更した場合
  
  • タグなしポートとしてvlan1に所属（switchport trunk native vlanコマンドで所属先を変更可能。また、同コマンドでnoneを指定することにより、タグなしパケットを送受信しない設定も可能）
    
  • タグ付きポートとしては所属なし（switchport trunk allowed vlanコマンドで追加する）
    
  
  
• タグ付き（trunk） → タグなし（access）に変更した場合
  
  • タグなしポートとしてvlan1に所属（switchport access vlanコマンドで所属先を変更可能）
    

パラメーター

access|trunk	スイッチポートのVLANタグ設定
	access	タグなしポート（アクセスポート）。初期設定
	trunk	タグ付きポート（トランクポート）
ingress-filter {enable|disable}	イングレスフィルタリングの有効・無効。enable（有効）かdisable（無効）を指定する。有効時は、受信フレームのVLAN IDが受信ポートの所属VLANと一致した場合のみフレームを受け入れ、それ以外は破棄する。無効時は装置上に設定されているいずれかのVLAN IDと一致したフレームをすべて受け入れ、それ以外は破棄する。初期設定はenable

注意・補足事項

■ ダブルタグVLANのプロバイダーポートに設定されているポートをタグなしポート（アクセスポート）に変更することはできない。また、ダブルタグVLANのカスタマーエッジポートに設定されているポートをタグ付きポート（トランクポート）に変更することもできない。

コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- switchport mode（インターフェースモード）


関連コマンド

show vlan（非特権EXECモード）
switchport access vlan（インターフェースモード）
switchport trunk allowed vlan（インターフェースモード）
switchport trunk native vlan（インターフェースモード）
switchport vlan-stacking（インターフェースモード）
vlan（VLANモード）

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