[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.4.1
モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート
(config-if)# mirror interface SRCIFRANGE direction SNOOPDIRECTION
(config-if)# mirror
(config-if)# no mirror interface SRCIFRANGE
(config-if)# no mirror
対象スイッチポート(単一ポート)をポートミラーリングのミラーポートに設定する。また、同時にソースポートとコピーするトラフィックの向きも指定する。
単に「mirror」とした場合は、対象スイッチポートをミラーポートに設定するが、ソースポートは指定しない状態となる。ハードウェアパケットフィルター(インターフェースACLやポリシーマップ)のcopy-to-mirrorアクションを使用する場合は、ソースポートがあらかじめ決まらないので、このように設定する必要がある。
no形式でソースポートを指定した場合は、指定したソースポートをミラーリング対象から外す。
no形式で単に「no mirror」とした場合は、対象スイッチポートをミラーポートではなく通常のポートに戻す。
ミラーポートに設定されたポートは、動作上いずれのVLANにも所属していない状態となり、通常のスイッチポートとしては機能しなくなる。
ミラーポートの設定を解除されたポートは、ミラーポートに設定する前の所属VLANに戻る。
SRCIFRANGE |
ソースポートのインターフェース名。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能。トランクグループをソースポートに設定するときは、「saX」、「poX」ではなく、「port1.0.1-1.0.3」のように全所属ポートを一括指定する | ||||
SNOOPDIRECTION |
ミラーリングするトラフィックの向き。以下から選択する | ||||
both |
送受信パケット | ||||
receive |
受信パケット | ||||
transmit |
送信パケット |
■ ポート1.0.5をミラーポートに設定し、ポート1.0.1から送受信されるトラフィックがミラーポートにコピーされるよう設定する。以下の設定をすると、ポート1.0.5は動作上どのVLANにも所属しない状態となり、通常のスイッチポートとしては機能しなくなる。
awplus(config)# interface port1.0.5 ↓ awplus(config-if)# mirror interface port1.0.1 direction both ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.5 ↓ awplus(config-if)# mirror interface port1.0.2,port1.0.4 direction both ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.5 ↓ awplus(config-if)# no mirror interface port1.0.4 ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.5 ↓ awplus(config-if)# no mirror ↓ |
awplus(config)# access-list hardware mirroracl ↓ awplus(config-ip-hw-acl)# copy-to-mirror tcp any any ↓ awplus(config-ip-hw-acl)# exit ↓ awplus(config)# interface port1.0.1-1.0.2 ↓ awplus(config-if)# access-group mirroracl ↓ awplus(config-if)# exit ↓ awplus(config)# interface port1.0.24 ↓ awplus(config-if)# mirror ↓ |
■ 本製品のポートミラーリング機能では、受信パケットはタグなし、送信パケットはタグ付きでミラーポートに出力される。
■ PAUSEフレーム、および、本製品が送信するブロードキャストパケットはミラーリングされない。
■ トランクグループ(saX, poX)、および、トランクグループの所属ポートをミラーポートに設定することはできない。
■ ミラーポートはシステム内で1つしか設定できないので、本コマンドを入力するためにインターフェースモードに入るときは、interfaceコマンドでスイッチポートを1つだけ指定すること。複数ポートを指定してインターフェースモードに入った場合、本コマンドは失敗する。
awplus(config)# interface port1.0.20-1.0.21 ↓ awplus(config-if)# mirror interface port1.0.1 direction both ↓ % Cannot mirror to an interface range |
awplus(config)# interface port1.0.24 ↓ awplus(config-if)# mirror interface port1.0.1 direction both ↓ awplus(config-if)# exit ↓ awplus(config)# interface port1.0.23 ↓ awplus(config-if)# mirror interface port1.0.2 direction both ↓ % port mirror already enabled on interface port1.0.24 |
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- mirror interface(インターフェースモード)
access-list hardware(seq entry)(ハードウェアアクセスリストモード)
default-action(ポリシーマップモード)
show mirror(特権EXECモード)
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