[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.4.1
モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-if)# wrr-queue egress-rate-limit BANDWIDTH queues QUEUELIST
(config-if)# no wrr-queue egress-rate-limit queues QUEUELIST
対象スイッチポートの指定した送信キューに対して、送信レート上限値を設定する(キューシェーピングの設定)。
no形式で実行した場合は送信レート上限値の設定を削除する。
BANDWIDTH |
送信レート上限値。次のいずれかの形式で指定する。単位文字は大文字小文字を区別しない | ||||
<1-41943040> |
単位を付けないときはKbps。「k」を後置しても同じ。10Gポートの最大値は10485760 | ||||
<1m-40960m> |
「m」を後置したときはMbps。10Gポートの最大値は10240m | ||||
<1g-40g> |
「g」を後置したときはGbps。10Gポートの最大値は10g | ||||
QUEUELIST := |
{<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>} |
||||
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能 |
■ ポート1.0.13の送信キュー0〜2(厳密にはUQ0, UQ1+MQ0, UQ2)の送信レートをそれぞれ1Gbpsに制限する。
awplus(config)# interface port1.0.13 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue egress-rate-limit 1g queues 0 1 2 ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.13 ↓ awplus(config-if)# no wrr-queue egress-rate-limit queues 0 1 2 ↓ |
■ 本コマンドは、QoS機能が無効だと実行できない(初期設定は有効。有効・無効はmls qos enableコマンドで制御)。
■ 本コマンドで指定する送信キュー番号は、ユニキャストパケット用の送信キュー(UQ0〜UQ7)の番号。フラッディングパケット用の送信キュー(MQ0〜MQ3)を明示的に指定することはできないが、UQ1、UQ3、UQ5、UQ7の指定は、実際にはUQ1+MQ0、UQ3+MQ1、UQ5+MQ2、UQ7+MQ3に対する指定となる。詳細は「トラフィック制御」/「Quality of Service」を参照。
■ 指定した上限値が8Kbpsの倍数でない場合は、指定値よりも大きい直近の倍数に丸められる。
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- wrr-queue egress-rate-limit(インターフェースモード)
egress-rate-limit(インターフェースモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface(特権EXECモード)
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