[index] CentreCOM FS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0

ADD VLAN PORT

カテゴリー:バーチャルLAN


ADD VLAN={vlan-name|1..4094} PORT={port-list|ALL} [FRAME={TAGGED|UNTAGGED}] [GROUP={UPLINK|AUTO|1..65535}]

vlan-name: VLAN名
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)


VLANにポートを追加する



パラメーター

VLAN: VLAN名またはVLAN ID

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。ミラーポートをVLANに追加することはできない

FRAME: 該当VLANのタグ設定。TAGGED(タグ付き)、UNTAGGED(タグなし)から選択する。デフォルトはUNTAGGED

GROUP: ポートをアップリンクにするときは「UPLINK」を、クライアントにするときは、任意のグループ番号(1〜65535の範囲)を指定する。「AUTO」を指定するとPORTで指定した各ポート番号ごとに、グループが自動的に割り当てられる。マルチプルVLANにのみ使用可能



入力・出力・画面例

Manager > add vlan=test port=1-5

 Operation successful.

Manager > add vlan=test port=6 frame=tagged

 Operation successful.



VLAN「test」にポート1〜5を(タグなしポートとして)割り当てる
ADD VLAN=test PORT=1-5

VLAN「test」にポート6をタグポートとして割り当てる
ADD VLAN=test PORT=6 FRAME=TAGGED



備考・注意事項

・ポートがdefault以外のVLANにタグなしポートとして所属している場合は、いったん同VLANから削除して別のVLANに所属させる必要がある。ポートがVLAN defaultに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にVLAN defaultから削除される。

・マルチプルVLANの各グループへのポートの追加と削除は、一度に行わなければならない。

・GROUP=AUTOと設定後、CREATE CONFIGコマンドで設定内容をスクリプトファイルに保存、またはSHOW CONFIG DYNAMICで設定内容を表示すると自動的に割り当てられたグループ番号に展開した形でコマンドが保存されているのが確認できる。

・LDF検出が有効なポートにタグ付きポートを指定することはできない。



関連コマンド

CREATE VLAN
DELETE VLAN PORT
DESTROY VLAN
SET VLAN PORT
SHOW VLAN




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