[index] CentreCOM FS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0

CREATE SWITCH TRUNK

カテゴリー:スイッチング


CREATE SWITCH TRUNK=trunk [PORT=port-list] [SPEED={1000M|100M|10M}]

trunk: トランクグループ名(1〜20文字。半角英数字、およびハイフン[-]、アンダーバー[ _ ]、ピリオド[ . ]、開始丸かっこ[(]、終了丸かっこ[)]が使用可。大文字・小文字の属性は無視されるが、表示には大文字・小文字の区別が反映される)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)


トランクグループを作成する。FS909M(-PS)、FS917M(-PS)は最大2グループまで、FS926M(-PS)は10BASE-T/100BASE-TXポートで最大2グループ+ギガビットポートで1グループの3グループまで作成可能



パラメーター

TRUNK: トランクグループ名

PORT: 対象となるスイッチポート番号。1グループに最大4ポートまで追加可能。また、非連続な設定も可能

SPEED: トランクポートの通信速度。トランクグループに参加したポートは、ここで指定した速度となる。10BASE-T/100BASE-TXポートは100M、10Mが指定可能。デフォルトは100M。コンボポートは1000Mのみ指定可能で変更不可。デフォルトは1000M。SPEEDパラメーターの指定を省略し、ポートにコンボポート以外を指定した場合は100M、コンボポートを指定した場合は1000Mに設定される。また、PORTパラメーター、SPEEDパラメーターを省略した場合は、100Mに設定される。実際の通信速度は10Mに設定した場合は10MFULL Autonegotiate、100Mに設定した場合は100MFULL Autonegotiate、1000Mに設定した場合は1000MFULL Autonegotiateで動作する



入力・出力・画面例

Manager > create switch trunk=uplink speed=100m

 Operation successful.



トランクグループ「uplink」を作成する。通信速度は100Mとする
CREATE SWITCH TRUNK=uplink SPEED=100M



備考・注意事項

・他のトランクグループに所属するポートやミラーポートは指定できない。

・ポートセキュリティーが有効なポート、ポート認証のAuthenticatorポートとSupplicantポートはトランクグループに所属させることはできない。

・トランクポートは同じVLANに所属している必要がある。

・STPポートとSTPポート以外のポートを同じトランクグループに指定できない。

・コンボポートとコンボポート以外のポートを同じトランクグループに指定できない。

・コンボポートでポートトランキングを使用する場合は、コンボポートの設定(SET SWITCH PORTコマンドのCOMBOパラメーターで設定)が、SFPポートのみ使用可(FIBER)、または、1000BASE-Tポートのみ使用可(COPPER)でなければならない。

・LDF検出機能が有効に設定されたポートと無効に設定されたポートを同じトランクグループに指定することはできない。

・受信レート検出機能が有効に設定されたポートと無効に設定されたポートを同じトランクグループに指定することはできない。



関連コマンド

ADD SWITCH TRUNK
DELETE SWITCH TRUNK
DESTROY SWITCH TRUNK
SET SWITCH TRUNK
SHOW SWITCH TRUNK




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