[index] CentreCOM GS900M V2シリーズコマンドリファレンス 2.3.2

DISABLE SWITCH PORT

カテゴリー：スイッチング

DISABLE SWITCH PORT={port-list|ALL} [LINK={ENABLE|DISABLE}]

port-list: スイッチポート番号（1～。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能）

スイッチポートを無効にする。デフォルトは有効

パラメーター

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる

LINK: ポートを物理的にリンクダウンさせるかどうか。DISABLE（物理的にリンクダウンさせる）、またはENABLE（物理的にはリンクアップのまま）。省略時はENABLE

入力・出力・画面例

Manager > disable switch port=1 Operation successful.

例

■ ポート1を無効にする（物理的なリンクは保持する）
DISABLE SWITCH PORT=1 DISABLE SWITCH PORT=1 LINK=ENABLE■ ポート1を無効にし、物理的にリンクダウンさせる
DISABLE SWITCH PORT=1 LINK=DISABLE

備考・注意事項

LINKパラメーターを明示的に指定しないで、またはENABLEを指定して本コマンドを実行した場合は、LINKパラメーターにDISABLEを指定して本コマンドを再度実行することで物理的にリンクダウンさせることができる。ただし、LINKパラメーターにDISABLEを指定して物理リンクをリンクダウンさせた場合、LINKパラメーターにENABLEを設定して本コマンドを再度実行しても物理リンクをリンクアップさせることはできない。物理リンクを再度リンクアップさせる場合はENABLE SWITCH PORTコマンドを実行する。

ポートトランキングとIGMP SnoopingまたはMLD Snoopingの併用時、トランクグループ内で最も番号の小さいポートを本コマンドで無効に設定すると、トランクグループ内のそれ以外のポートでマルチキャストデータが転送されなくなる。本コマンド実行時にLINKパラメーターにDISABLEを指定して、該当ポートを物理的にリンクダウンさせる場合は、この現象は発生しない。

PN: 613-001180 Rev.E