[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

SET POE PORT

カテゴリー:PoE
備考:PoE給電機能に対応しているのは GS908M V2-4PS のみ


SET POE PORT={port-list|ALL} [PRIORITY={LOW|HIGH|CRITICAL}] [POWERLIMIT=3000..30000]

port-list: PoEポート番号(1〜4。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)


(GS908M V2-4PS のみ)PoEポートの給電優先度と出力電力上限値を設定する



パラメーター

PORT: ポート番号。ALLを指定した場合は、すべてのPoEポートが対象となる

PRIORITY: 給電優先度。CRITICAL(最高)、HIGH(高)、LOW(低)の3段階が設定可能。デフォルトはLOW。PoE電源の電力使用量が最大供給電力を超えた場合、優先度の低いポートの給電を遮断する。優先度が同一の場合は、ポート番号の小さい方が高プライオリティーとなる

POWERLIMIT: 出力電力上限値(mW)。出力電力を制限したい場合に使う。デフォルトは30000mW(30W)。設定電力を超える消費電力の受電機器には給電を行わない



入力・出力・画面例

Manager > set poe port=1-2 priority=high powerlimit=5000

 Operation successful.



1〜2番ポートの給電優先度をHIGHとし、供給電力上限値を5000mWとする
SET POE PORT=1-2 PRIORITY=HIGH POWERLIMIT=5000



備考・注意事項

PoEポート(1〜4番ポート)以外では、本コマンドを実行できない。

電力管理方法がClassモードのとき、POWERLIMITパラメーターの設定値が電力クラスごとの割り当て値より大きく設定されていても、ポートの出力上限値は、電力クラスごとの割り当て値までに制限される。

電力管理方法がClassモードで、POWERLIMITパラメーターの設定値が電力クラスごとの割り当て値より小さく設定されている場合、POWERLIMITの値がポートの出力上限値となる。

電力管理方法がActualモードのとき、POWERLIMITパラメーターの設定値が15400mWより大きく設定されていても、接続された受電機器の電力クラスが0〜3の場合、ポートの出力電力上限値は15400mWに制限される。



関連コマンド

DISABLE POE PORT
ENABLE POE PORT
SET POE DETECT
SET POE GUARDBAND
SET POE MANAGEMENT
SET POE THRESHOLD
SHOW POE
SHOW POE PORT




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