[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

SET SWITCH STORMDETECTION

カテゴリー:スイッチング


SET SWITCH STORMDETECTION PORT={port-list|ALL} [LOWRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [HIGHRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [LOWRATETHRESHOLD={1..1023999}] [HIGHRATETHRESHOLD={2..1024000}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}] [FRAMETYPE={BROADCAST|MULTICAST|ALL}] [FRAMESIZE={64..1522|AUTO]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


受信レート検出機能のパラメーターを設定する



パラメーター

PORT: ポート番号またはALLを指定する

HIGHRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが高レートのしきい値(HIGHRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない(ログのみ))、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。デフォルトはPORTDISABLE。また、該当ポートの受信レート検出機能が有効かつパケットストームプロテクションを有効にしたポートが存在する場合はBCDISCARDは設定できない。LOWRATEACTIONの指定した値以下の値は設定できない

LOWRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが低レートのしきい値(LOWTRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない(ログのみ))、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。 ただし、HIGHRATEACTION と同様の条件でもアクション実行前の状態に戻る。デフォルトはNONE。また、該当ポートの受信レート検出機能が有効かつパケットストームプロテクションを有効にしたポートが存在する場合はBCDISCARDは設定できない。HIGHRATEACTIONで指定した値以上の値は設定できない

HIGHRATETHRESHOLD: 受信レートが高レート時のしきい値をKbps (Kilobits per second)で指定する。LOWRATETHRESHOLD以下の値はエラーとなる。デフォルトは819200(800Mbps)

LOWRATETHRESHOLD: 受信レートが低レート時のしきい値をKbps (Kilobits per second)で指定する。HIGHRATETHRESHOLDより大きい値はエラーとなる。デフォルトは512000(500Mbps)

BLOCKTIMEOUT: HIGHRATEACTIONまたはLOWRATEACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒

FRAMETYPE: 受信レートの対象となるフレームの種類。 BROADCASTを指定した場合ブロードキャストフレームが、MULTICASTを指定した場合マルチキャストフレームが、ALLを指定した場合すべての受信フレームがそれぞれ受信レートの対象となる。デフォルトはALL

FRAMESIZE: 受信対象フレームの平均フレームサイズを指定する。本パラメーターで指定したフレームサイズと受信レートの対象フレームのpps(Packet per seconds)から受信レートを算出する。 FRAMETYPEにBROADCASTもしくはMULTICASTを指定した場合のみ、本パラメーターが有効となる。AUTOを指定した場合は、すべての受信フレームのフレームサイズから自動的に決定される。デフォルトはAUTO



入力・出力・画面例

Manager > set switch stormdetection port=2 highratethreshold=1024000 highrateaction=bcdiscard

Operation successful.



備考・注意事項

トランクポートに対して受信レート検出機能を有効に設定する場合は、高レート時/低レート時のアクションにはLINKDOWNを指定することを推奨。

ポート認証を併用する場合、アクションにはPORTDISABLEまたはLINKDOWNを指定することを推奨。

受信レート検出が有効かつパケットストームプロテクションを有効に設定されたポートが存在する場合、高レート時/低レート時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない。

パケットストームプロテクションと受信レート検出を併用する場合、受信レートカウンターには、パケットストームプロテクションによって破棄されたパケットも計上される。

次の条件によりアクション実行前の状態に戻すことができる。
ENABLE SWITCH PORTコマンド/DISABLE SWITCH PORTコマンド実行時
・リンクダウン発生時
・PORTOFFモードのパワーセーブトリガー起動/終了時
・ポートセキュリティーのDISABLEアクション実行/解除時。



関連コマンド

DISABLE SWITCH STORMDETECTION
ENABLE SWITCH STORMDETECTION
RESET SWITCH STORMDETECTION PORT COUNTER
SHOW SWITCH STORMDETECTION




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