[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2
- エコトリガー(パワーセーブトリガー) - スケジュールの設定 - パワーセーブトリガー設定時の動作 - エコLED(ポートLED 消灯モード)
本製品では、通常運用時の消費電力を抑える省エネ機能をサポートしています。
省エネ機能には、次の3つの機能があります。
エコトリガー(パワーセーブトリガー) |
Note - POEOFFモードに対応しているのは、GS908M V2-4PSのみです。(PoE機能については、「PoE」の章をご覧ください。)
スケジュールの設定 |
開始日/ 終了日 | STARTDATEとENDDATEパラメーターに西暦年、月、日を指定。ENDDATEを省略すると、STARTDATEで指定した日のみトリガーが有効になる。 |
毎日 | DAYSパラメーターにALLを指定。 |
曜日 | DAYSパラメーターに曜日(MON, TUE, WED, THU, FRI, SAT, SUN)を指定。 |
平日 | DAYSパラメーターにWEEKDAY(= MON, TUE, WED, THU, FRI)を指定。 |
週末 | DAYSパラメーターにWEEKEND(= SAT, SUN)を指定。 |
開始時刻/終了時刻 | STARTTIMEとENDTIMEパラメーターに時間、分を指定。STARTDATE/ENDDATE、DAYSと組み合わせて設定可能。 |
ENABLE TRIGGER ↓
CREATE TRIGGER=1 PSMODE=LEDOFF STARTTIME=00:30 ENDTIME=06:00 DAYS=WEEKDAY PORT=ALL ↓
CREATE TRIGGER=2 PSMODE=PORTOFF STARTTIME=19:00 ENDTIME=23:00 PORT=1-5 ↓
SET TRIGGER=2 PSMODE=SLEEP STARTTIME=18:00 ENDTIME=23:59 ↓
DISABLE TRIGGER ↓
DESTROY TRIGGER=1 ↓
STARTTIME=00:00 ENDTIME=23:59 DAYS=WEEKEND ↓
Note - SLEEP モードで指定できる期間は最大28 日間です。開始日から終了日までの日数が28日を超えないように設定してください。28日を超える設定をした場合、終了時刻になってもスタンバイ状態が解除されません。電源ケーブル抜き差しによる電源再投入、またはリセットボタンの押下を行わないかぎり本製品は起動しませんので、ご注意ください。
Note - SLEEPモードを設定する際に、ENDTIMEの指定をせずにSTARTTIMEのみを指定すると、電源ケーブル抜き差しによる電源再投入、またはリセットボタンの押下を行わないかぎり本製品は起動しませんので、ご注意ください。
Note - PORTOFFモードを設定する際に、不用意にPORT=ALLが指定されると、期間中はいずれのポートからもTelnet やSNMPによるリモート接続ができなくなりますので、ご注意ください。
Note - 設定スクリプトファイル編集中に、SLEEPモードの開始日時になると、保存前の設定内容が消去されますので、ご注意ください。
Note - 正確な時刻でエコトリガーを動作させるため、SNTPとの併用を推奨します。
パワーセーブトリガー設定時の動作 |
ポートLED の消灯(LEDOFF モード) | 消灯のまま。ただし、ポートLEDモードが消灯モードのとき。 |
ポートのシャットダウン(PORTOFF モード) | シャットダウンしたまま。 |
本体の電源オフ(SLEEP モード) | スタンバイ状態を解除する。ただし、再起動後ログインプロンプトが表示されているときに、本体前面のSPD/DPX LED表示切替ボタンとリセットボタンを同時に押すと、トリガー有効期間中であれば、再びスタンバイ状態に移行させることができる。 |
PoEポートの給電停止(POEOFF モード) | 給電停止したまま。(GS908M V2-4PSのみ) |
ポートLED の消灯(LEDOFF モード) | 消灯する。ただし、ポートLEDモードが消灯モードのとき。 |
ポートのシャットダウン(PORTOFF モード) | シャットダウンする。 |
本体の電源オフ(SLEEP モード) | スタンバイ状態に移行しない。ただし、再起動後ログインプロンプトが表示されているときに、本体前面のSPD/DPX LED表示切替ボタンとリセットボタンを同時に押すと、トリガー有効期間中であれば、スタンバイ状態に移行させることができる。 |
PoEポートの給電停止(POEOFF モード) | 給電停止する。(GS908M V2-4PSのみ) |
ポートLED の消灯(LEDOFF モード) | エントリーを無効に設定するか、エントリーを削除する。本体前面のSPD/DPX LED表示切替ボタンを押し、ポートLEDモードを消灯モード以外のモード(SPEEDまたはDUPLEX)に変更する。 |
ポートのシャットダウン(PORTOFF モード) | エントリーを無効に設定するか、エントリーを削除する。 |
本体の電源オフ(SLEEP モード) | 電源ケーブルの抜き差しによって電源を再投入する。本体前面のリセットボタンを押す。 |
PoEポートの給電停止(POEOFF モード) | ポートのPoE給電機能を有効にする。(GS908M V2-4PSのみ) |
Note - SLEEPモードを解除する場合は、トリガーの開始時刻から1 分以上経過した後、上記方法で起動するようにしてください。トリガーの開始時刻と同時に上記操作を行うと、起動直後にSLEEPモードが実施され、スタンバイ状態となりますので、ご注意ください。
エコLED(ポートLED 消灯モード) |
指定したポートのみでLINK/ACT LEDを有効にする | PORT=X ACTION=ONの設定で、ポートXのポートLED消灯モードを無効にし、LINK/ACT LEDを点灯/点滅させることができます(ポートごとにLEDの点灯(点滅)/消灯が設定可能)。 |
受信レートが設定値を下回った場合に消灯させる | PORT=X ACTION=OFF RATE=100の設定で、ポートXの受信レートが100Kbpsを下回ったときのみLEDを消灯させることができます。 |
パワーセーブトリガーのスケジューリングに従って消灯させる | PORT=X ACTION=ONの設定をしておくことによって、パワーセーブトリガーによるLEDOFFモードの設定が有効になり、指定期間のみポートLEDを消灯させることができます。 |
Note - SET LED PORTコマンドでACTION=ONの指定で点灯(点滅)するのは、ポートLEDのうちLINK/ACT LED のみです。SPD/DPX LED、GS908M V2-4PSのPoE LEDは点灯しません。
SET LED MODE=OFF ↓
SET LED MODE=OFF ↓
SET LED PORT=1-8 action=ON ↓
SET LED MODE=OFF ↓
SET LED PORT=1-8 RATE=100 ↓
SHOW LED ↓
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