[index] CentreCOM GS900SSシリーズ コマンドリファレンス 1.6.19

SET SWITCH LOOPDETECTION

カテゴリー:スイッチング


SET SWITCH LOOPDETECTION PORT={port-list|ALL} [ACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [INTERVAL={1..1000000}] [SECURE={ON|OFF}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)


LDF検出機能のパラメーターを変更する



パラメーター

PORT: 対象となるスイッチポート番号

ACTION: 該当スイッチポートでLDFを受信した場合のアクション。NONE(なにもしない)、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を1ppsに止める)から指定する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。ただし、ENABLE SWITCH PORTコマンドによってアクション実行前の状態に戻すことができる。デフォルトはPORTDISABLE

INTERVAL: LDFの送信間隔。単位は秒。デフォルトは120(秒)

SECURE: セキュアなLDFを受信するかどうか。ONの場合、LDFに含まれるIDコードのチェックを行い、IDが異なる場合はLDFを破棄する。IDコードはLDFの送信ごとに変更されるため、送信したLDFの有効時間はLDFの送信間隔(INTERVAL)の値となる。デフォルトはON

BLOCKTIMEOUT: ACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルトは300(秒)



入力・出力・画面例

Manager > set switch loopdetection port=2 action=linkdown interval=60 timeout=3600 secure=on



スイッチポート2のLDF検出機能のパラメーターを変更する
SET SWITCH LOOPDETECTION PORT=2 ACTION=LINKDOWN INTERVAL=60 BLOCKTIMEOUT=3600 SECURE=ON



備考・注意事項

トランクポートに対してLDF検出機能を有効に設定する場合は、アクションにはLINKDOWNを指定することを推奨

ポート認証を併用する場合、アクションにはPORTDISABLEまたはLINKDOWNを指定することを推奨

ポート認証のAuthenticatorポートでは、LDF検出は併用できない

LDF検出が有効かつパケットストームプロテクションが有効に設定されたポートが存在する場合、LDF検出時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない

LDF検出時のアクションをLINKDOWNに指定する場合は、INTERVALオプションは1以上、BLOCKTIMEOUTオプションは60以上の値を推奨



関連コマンド

DISABLE SWITCH LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH LOOPDETECTION
RESET SWITCH LOOPDETECTION PORT COUNTER
SHOW SWITCH LOOPDETECTION




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