auth-web enable

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証


(config-if)# [no] auth-web enable


対象スイッチポートでWeb認証(ポート認証)を有効にする。
no形式で実行した場合は対象スイッチポートでWeb認証(ポート認証)を無効にする。
初期設定は無効。

実際にWeb認証(ポート認証)を使用するためには、システム全体でもWeb認証を有効にする必要がある(aaa authentication auth-webコマンド)。


使用例

■ スイッチポート1.0.1~1.0.12でWeb認証を有効化する。

awplus(config)# interface port1.0.1-1.0.12
awplus(config-if)# auth-web enable


注意・補足事項

■ プライベートVLANの所属ポートではWeb認証を使用できない。

■ ポートセキュリティーが有効なポート(switchport port-securityコマンド)ではWeb認証を使用できない。

■ タグ付きポートでもWeb認証を使用できる。ただしその場合は以下の注意事項がある。


■ トランクグループ(スタティック、LACPとも)でもWeb認証を使用できる。ただしその場合は以下の注意事項がある。

■ 認証機能の有効なポートでは認証成功時にスパニングツリープロトコルのトポロジーチェンジが発生する。これを回避するには、spanning-tree edgeportコマンドを実行して、該当ポートをエッジポートに設定すればよい。

■ スタティックチャンネルグループ(手動設定のトランクグループ)の場合は、インターフェース名「saX」(Xはスタティックチャンネルグループ番号)に対して設定する。

■ スタティックチャンネルグループのメンバーポートに対して設定することはできない。

■ LACPチャンネルグループ(自動設定のトランクグループ)の場合は、チャンネルグループインターフェースに対して設定する。

■ LACPチャンネルグループのメンバーポートに対して設定した場合、自動的にチャンネルグループインターフェースに設定される。

■ Web認証を使用するときは、service httpコマンドでWebサーバー機能を無効化しないこと。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- auth-web enable(インターフェースモード)


関連コマンド

aaa authentication auth-web(グローバルコンフィグモード)
access-list(hardware mac)(グローバルコンフィグモード)
loop-protection(グローバルコンフィグモード)
service http(グローバルコンフィグモード)
show auth(特権EXECモード)
show auth diagnostics(特権EXECモード)
show auth sessionstatistics(特権EXECモード)
show auth supplicant(特権EXECモード)
spanning-tree edgeport(インターフェースモード)



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