mstack remote-login

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / マネージメントスタック


# mstack remote-login [user NAME] NODENAME


指定したノードのコンソールにリモートログインする。


パラメーター

user NAME ログインユーザー名。指定時は指定したユーザー名でログインを試行し、必要に応じてパスワードの入力を求めてくる。省略時はマスターのCLIにログインしたときのユーザー名とパスワードでログインを試行するが、パスワードの入力は求めてこないためマスターとログイン先ノードでユーザー情報が一致していない場合はエラーとなる
NODENAME ログイン先ノード名。大文字小文字を区別しない。show mstack nodesコマンドで確認可能


使用例

■ ノード1にリモートログインする。
ノードスイッチのコンソールにリモートログインするには、コマンドノードスイッチのCLIからmstack remote-loginコマンドを実行する。ユーザー名を指定しない場合は、コマンドノードスイッチのCLIにログインしたときのユーザー名とパスワードを使うため、コマンドノードスイッチと該当ノードのユーザー情報が一致していないとエラーになる。

command-node# mstack remote-login node-01
Type 'exit' to return to command-node.

AlliedWare Plus (TM) 5.4.5 03/19/15 21:04:39

node-01> 


■ 新規ノードnode-02に初期設定のユーザー名managerでリモートログインする。
コマンドノードスイッチとログイン先ノードでユーザー情報が異なる場合は、userパラメーターでログイン先のユーザー名を指定する。ユーザー名を指定した場合は必要に応じてパスワードプロンプトが表示されるので、ログイン先のパスワードを入力できる。
これは、運用状態のコマンドノードスイッチ(managerパスワードを変更している可能性が高い)から、マネージメントスタックに接続したばかりの新規ノード(managerパスワードが初期値のfriend)にログインする場合に便利。

command-node# mstack remote-login user manager node-02
Type 'exit' to return to command-node.
manager@172.31.1.202's password:↓ (実際には表示されません)

AlliedWare Plus (TM) 5.4.5 03/19/15 21:04:39

node-02> 


userパラメーター指定時のパスワードの扱いは次のとおり。

  1. 指定したユーザー名が、コマンドノードにログインしたときのユーザー名と同じなら、最初にコマンドノードにログインしたときのパスワードを自動的に試し、それでログインできない場合はパスワードプロンプトを表示してユーザーに入力を求め、userパラメーターで指定したユーザー名と、パスワードプロンプトで入力されたパスワードでログインを再試行する。

  2. 指定したユーザー名が、コマンドノードにログインしたときのユーザー名と異なる場合は、最初にパスワードプロンプトを表示してユーザーに入力を求め、userパラメーターで指定したユーザー名と、パスワードプロンプトで入力されたパスワードを使ってログインを試みる。


注意・補足事項

■ 本コマンドはコマンドノードでのみ有効。


関連コマンド

show mstack nodes(特権EXECモード)



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